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A様邸は窯業系サイディング張りでしたが、サイディングの端部の形状が特殊で、ジョイント部分に雨水が浸入して冬季に凍ることで体積が膨張しその圧力でサイディングボードが破壊される凍害を起こしていました。

一般の塗料で塗り替えるとこのジョイント部分の凍害問題が解決されないため、ジョイント部分をシーリングで埋めてから多彩模様グラナートSPで吹き付ける提案をしました。今回の二年点検では、ジョイント部分がどうなっているかがポイントでした。

ジョイント部分は全く割れておらず、設計通り雨水の浸入口になっていた問題は改善されていました。また仕上がりもチップが入っているので宝石のようできれいでした。

続いて、屋根の上にある外壁部分もドローンで調査しましたが、破風板、外壁とも全く問題ない状態でした。

続いて、フッ素塗装をした雨樋とエアコン配管カバー（スリムダクト）ですが、ほこりひとつ付いておらずピッカピカでした。

塗装後まだ二年ですが、まるで新築のように輝いておりました。

屋根は洋瓦なので施工はしておりませんが、特に棟瓦の釘が浮いてくることがありますので、一緒に屋根もドローンでチェックしました。釘の浮きもありませんでした。