多彩模様とは、天然石の風合いに仕上がる吹き付け塗装工法で、仕上がりに高級感があることで昨今人気の塗料です。
・・・と聞いても、いまいちピンと来ないという方が多いのではないかと思いますので、通常の塗料と多彩模様の違いを説明します。
多彩模様と一般塗料の仕上がりの違い
通常の塗料
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まず、通常の塗料についてご説明いたします。
例えばシリコンやフッ素塗料などは、画像のようにローラー刷毛を用いて手塗りで塗り重ねて行きますが、選んだ色一色に仕上がりますよね?
黒を選んだら外壁は黒一色になる、という具合。
元の外壁は一色ではない高意匠サイディングなのに、手塗りで塗装すると元の模様が一色に塗り潰されてしまいます。
多彩模様
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これに対し多彩模様は、画像のように数色のチップが入っている塗料を吹き付けるため、天然石のような高級感漂う風合いに仕上がります。
吹き付け中は白っぽく見えますが、乾燥硬化すると本来の色に戻り、見た目は黒に見えても、黒一色ではありません。
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天然のような風合いという意味が伝わりますでしょうか?
元のサイディングのデザインが一色仕上げでない場合、手塗りで塗装をすると元の模様が一色に塗り潰されてしまいますが、多彩模様吹き付け工法の場合は数色のチップが入っているため、多彩な仕上がりが実現できます。
多彩模様ビフォーアフター
【多彩模様 ビフォー】
【多彩模様 アフター】
参考塗料:グラナートSP/アステックペイントジャパン、ダイアカレイド/ダイフレックスなど
多彩模様はこんな方にお勧め
・現状が多彩模様の外壁、タイルを張ったように見える高意匠サイディングの家
・ベランダや玄関周りなどにワンポイントアクセントを入れたい方
・ご近所さんとさりげなく差をつけたい方
・お友達に素敵ねと褒められたい方
絶対ご満足いただける仕上がりになるのが多彩模様です。