EC-5000PCM-IRは、アステックペイントから発売されている弾性塗料です。
ひび割れしにくく通気性にも優れているため、建物を長持ちさせることができます。
ここでは、EC-5000PCM-IRに特徴や弾性塗料を使用するときの注意点などについてご説明いたします。
純度の高いピュアアクリル樹脂塗料
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一般的なアクリル塗料というと、耐候性能の低い樹脂だと思われていますが、本来のアクリル樹脂とは透明度が高く、耐侯性が高く紫外線にあたっても黄色く変色したりしません。
例えば、水族館の透明な窓や航空機の窓などもこのアクリル樹脂です。
一般的にアクリル樹脂と呼ばれるものは、アクリル以外の成分も配合されているため、本来の性能を発揮しているとは言えません。安価なアクリルを使い、それを補うためにシリコンやフッ素などを組み合わせ性能を向上させています。
アステックペイントで使われている樹脂「ピュアアクリル」とは、きわめて純度の高いアクリル樹脂を使い、本来のアクリルの性能を活かした樹脂となっています。
ひび割れに強いアステック
防水塗装がコンセプトである大同防水が万を持して、アステックペイントの取り扱いを始めました。防水塗装の重要性と同じくらい重要と考えているのは、建物の通気性です。
住宅を長持ちさせるにはズバリ、湿気や水分のコントロールなのです。
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一般的に防水性を重視する場合は、柔らかい弾性塗料を選びます。
しかし、柔らかい塗料は通気性を損なってしまうので、建物の劣化を早める原因にもなってしまいます。
弊社では、お客様がどうしてもひび割れが気になるといった場合や、雨漏りを止めないといけない、ALCの外壁のみといった状況のときに弾性塗料をご提案しております。
また、サイディングに弾性塗料は相性が良くありません。サイディングは熱を持ちやすいので、柔らかい塗料を塗ると膨れが生じやすいです。
メーカーの見解はメーカーの見解、他社は他社、それぞれですが、私の考え方は私の考え方です。