フッ素よりも高耐久と言われる無機系塗料の中でも、ランデックスコートPB-5000(大日技研工業)は大同防水の一押し塗料です。
通気性抜群で水を弾く力がどんどん上がっていくという理想的な塗料は、特に日本建築風の木造モルタル+吹き付け仕上げや、ジョリパッド仕上げなどの外壁や外構に相性ばっちり!基礎にも塗れます。
目 次
無機とは
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無機とは、例えるなら石です。石は何十年も紫外線を浴び、雨に打たれ風に吹かれますが、小さくなっていきますか?
しませんよね。石は何年経っても劣化せずに原形をとどめたまま残ります。
これに対して、有機は例えるとするなら洗濯バサミです。洗濯バサミは2年くらいでパキッと壊れませんか?
このように有機より無機の方が劣化しにくいことから、無機系の塗料が注目されています。
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1万年後の地球がどうなるかという専門家のシミュレーションによると、人間が造ったビルや建造物はすべて風化し、やがて土に戻り地球はジャングルになるそうです。
ただし、衛星からふたつの建造物が確認できる・・・それはピラミッドと万里の長城だそうです。
これらは石で出来ていますよね。それだけ無機は劣化しにくいということです。
大同防水で人気No.1!話題の水性無機ハイブリッド塗装ならお任せ下さい。
ランデックスコートPB-5000は、モルタル+吹き付け仕上げの木造住宅やコンクリート造の建物、外構ブロック塀、住宅の基礎塗装などに適しています。
水を弾きながらも抜群の通気性を確保できるランデックスコートPB-5000は、まさにモルタル壁との相性が抜群の塗料です。
ジョリパッドや漆喰仕上げの塗り壁の塗り替えも、現状のコテ塗りパターンを残したまま仕上げることが可能です。
強いて弱点を上げるとすれば、硬い塗料のため目地部分のシーリング表面が割れやすい点…。ですが、大同防水は表面割れを緩和させる工法を見つけましたので、独自の表面割れ克服工法にてご提供できます。
無機ハイブリッド塗料ランデックスコートPB-5000はこんな家に向いてます
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フッ素よりも高耐久と言われる無機系塗料の中でも、ランデックスコートPB-5000(大日技研工業)は大同防水一押しです。
通気性抜群で水を弾く力が年々上がっていくという理想的な塗料は、特に日本建築風の木造モルタル+吹き付け仕上げ、ジョリパッド仕上げなどの塗り壁に相性ばっちりです。
その他、無機ランデックスコートPB-5000が相性の良い住宅
・三井ホーム様の住宅
・トータテ様の住宅
・住友林業様の住宅
・コンクリート住宅
年数が経つほど水を弾く力が強くなる塗料
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ランデックスコートPB-5000は、無機と有機のハイブリッド高分子塗料です。
紫外線の影響によって有機だけが劣化していきくと、塗膜の表面が凹凸に形成されていきます。その凹凸はさらに紫外線の影響によって年々複雑化し、水を弾く力を自然に強めていきます。
これはハスの葉の表面に細い毛が生えているのと同じで、水を玉のように弾くようになります。と言っても表面がざらざらしているという意味ではありません。ナノレベルの話です。
通常の塗料は年数が経過するのと比例して性能が落ちて行きますが、ランデックスコートは年数が経過すればするほど塗膜の機能が強くなっていきます。またランデックスコートは、800~1,000℃の高温で焼いた焼成無機顔料を使用しているので色褪せません。
右の写真は雨の日に撮影した写真ですが、ランデックスコートを塗った外構ブロックの天端(水平面)は水を弾いています。壁(垂直面)は全く濡れていません。撥水性が高いからこそなせる技です。
ランデックスコートとの出会い・・・
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品川が高校生の頃、修学旅行先の信州の旅館でのことです。夜雨が降って来ました。外灯もないような田舎の旅館で何もすることもなく、窓を開けて外を眺めていました。
すると周りは蓮畑で降り注ぐ雨を蓮の葉っぱがコロコロと弾いているではありませんか!?
衝撃的でした。防水屋の息子として幼いころから親父の現場について行ってアルバイトをしておりましたので、防水のことは小学生の頃からわかっていたつもりです。
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こんな防水塗料があったら一生雨漏りしないだろうな・・・蓮畑を眺めていてそんなことを考えていました。(笑)
20年後、そんな夢の塗料についに出会ってしまったのです。
埼玉スーパーアリーナや横浜市庁舎、橋桁など主に関東地方の公共工事に実績がある塗料だったので、知らなかったのです・・・。
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しかし出会いは訪れました。カタログの表紙が蓮の葉っぱになっているのを見て私は興奮しました。
実際に施工して18年経過している物件が名古屋にあるというので、すぐに見に行きました。手で塗装面を触ってみたのですが、全く*チョーキングしてなかったのです・・・。
*チョーキング(Chalking)とは日本語では白亜化(はくあか)とも言い、主に塗装表面が暴露状態の際に紫外線・熱・水分・風等により塗装面の表層樹脂が劣化し、塗料の色成分の顔料がチョーク(白墨)のような粉状になって顕われる現象や状態
これには驚きました。15年以上経過してチョーキングしない塗料を私は見たことがなかったのです。私はどうしても開発者に会いたくなり、その門を叩きました。開発者の熱い思いとお人柄を知り、この塗料は間違いないと確信し、採用するに至ったのです。
ランデックスコート スーパーエコ体感(遮熱・断熱)
濃色系でも優れた遮熱効果を発揮する
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従来の有機系塗膜による遮熱塗料は、有機系塗膜の持つ様々な欠点・弱点があり、高機能性・耐久性・省エネルギー性等の点において、必ずしも市場の期待に添うものとはなっていません。
遮熱塗料の弱点はまず汚れです。遮熱塗料は汚れてしまうと遮熱効果が低下してしまいます。また濃い色になればなるほど遮熱効果が低下してしまいます。
ランデックスコート『スーパーエコ・体感』は、従来の遮熱塗料とは違い、傷や摩擦に強く、濃色系でも優れた遮断熱機能を発揮します。さらに塗膜中で熱を消費するという独自の特性を備えた無機高分子系高機能水性遮断熱塗料で超耐久性塗膜を形成し、夏だけでなく冬も四季を通じて快適な環境を体感できます。
濃色系が選ばれることが多いスレート屋根やセメント瓦の塗装や、西日が当たって室内が暑くなる外壁面に塗ると、塗ったその日から効果を発揮します。
赤外線サーモグラフィーでチェック
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夏場は2階の部屋が暑くて眠れないとか、西日が当たって部屋のエアコンが効かないなどのご相談をよく受けます。左の赤外線画像は温度が高いところが白、温度の低いところが黒色に近づきます。
屋根が一番温度が高い白を表しており、小屋裏が赤をし増しています。つまり屋根の熱が小屋裏に伝わっていることが分かります。夏場は屋根表面温度が70度を超えるので、その熱が小屋裏の空気を温め、結果2階の部屋が暑くなってしまいます。
これを抑制するためには、屋根の表面温度を下げてやることが即効性のある対策なのです。