代表:品川真一
コンクリート打ち放しは新築時はきれいでかっこいいのですが、年数が経つと黒く汚れて来たり、ひび割れたりします。
しかし、せっかくコンクリート打ち放しにしたのに、普通に塗り潰すような塗装をしたのでは残念ですよね。
大同防水では、コンクリート打ち放しの風合い(ムラ)を再現する「打ち放し再生工法」で仕上げることができ、お客様に大変喜んでいただいております。
このページでは、事例を見ながら打ち放しコンクリートの再生工法について説明していきます。
打ち放しコンクリートの再生工法とは
コンクリート打ち放しは、新築時は明るくて綺麗でかっこいいのですが、経年とともに汚れてきたり、色がくすんできたりすると残念な印象になってしまいます。
コンクリート表面のコケや汚れを洗浄すれば綺麗になるというわけでもないので、打ち放し部分をどうやって補修すれば良いのか?一般の方はご存じないと思います。
結果、薄いグレーに塗装してみたり、吹き付けをしてまったり…。非常に残念なことになっているケースが多いです。でも、打ち放しコンクリートの再生工法なら、コンクリートでも新築のようにキレイにすることができます。
以下は、弊社で施工した打ち放しコンクリートの再生工法の施工前後の写真です。
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施工前
新築時は明るくて綺麗でかっこいい打ちっぱなしコンクリート。経年とともに汚れてきたり、色がくすんで来たりすると残念な印象になります。
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施工後
コンクリート打ち放しは、ズバリ、新築時のように綺麗でかっこいい状態に戻すことができます。 いかがでしょうか? 施工前と比較しても随分、綺麗に生まれ変わっていると思います。
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施工前
コンクリート打ち放しが雨ダレや車の排気ガスなどの煤汚れで黒ずんでおり、建物が暗い印象を受けます。 このまま塗装をすると1色でベタっと仕上がってしまうので残念ですが、コンクリート打ち放し再生工法では新築時の状態に限りなく近い状態に戻すことができます。
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施工後
コンクリート打ち放しが新築時のように白っぽくなり、建物の印象がずいぶんと明るく見えるようになりました。 どこからどう見てもこれが塗装だとは気が付きません。
コンクリート打ち放し面の補修方法
こちらの画像をご覧ください。これはホームセンターでも購入できる5mm厚の平板スレート板です。
続いてこちらの画像をご覧ください。
上のスレート板にコンクリート打ち放し描画を行ったものです。どうでしょうか?一枚の板がコンクリート打ち放しの壁に見えませんか?
セパ穴や板間、コンクリートの巣穴など、本物のコンクリート打ち放し施工上でできる現象をすべて3Dで再現しております。
このように、コンクリート打ち放し面の塗装補修は、コンクリート打ち放しの上から新たに打ち放しの絵を描くのです。これを描画工法と呼んでます。
塗装というよりはアートの世界。絵を描くというよりは模様を付けていくので、職人のセンスが問われますが、仕上がりの満足度には自信があります。
コンクリートの打ち放し面の塗装補修リフォームは、大同防水にお任せください。
マンションのアーチ部分、外構、建物の一部だけでも承りますし、もちろん、ひび割れ補修や錆び処理等の下地処理も行いますのでご安心ください。
実際の施工の流れ
まずは下地処理です。クラックや錆汁流出部分の補修をします。
それからベース色を塗って、3色の塗料を使ってコンクリート打ち放しに見えるように模様をつけます。セパ穴も色を変えて塗装します。
これでコンクリート打ち放しに見える塗装ができました。ただこれだけでは長持ちしません。できるだけ長く持たせるために、最終工程でシリコン・フッ素・光触媒などでコーティングして完了です。
せっかく手間暇かけて描画した打ち放し風塗装が、汚れてしまったのでは残念ですからね。
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中塗り
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打ち放し描画
特殊技術ですので少々値は張りますが、絶対に満足していただける仕上がりとなります。
広島でコンクリート打ち放し面をきれいに維持したい方、あるいは汚れてしまったコンクリート打ち放しを新築時のように再生したい方、撥水材などを塗ったために変色してしまった方、ぜひ大同防水工業にご相談ください。
部分補修(リペア)も可能です!
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例えばこちら。
掘り込み車庫が打ち放しコンクリート仕上げになっていますが、画像の赤丸部分のコンクリートが欠けています。
コンクリートはコーナー部分の強度が弱いので、硬いものをぶつけたりすると、このように欠けてしまうことがよくあります。
コンクリート打ち放しを普通に補修したら
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これを普通に左官補修したら・・・
樹脂モルタルはコンクリートの色とは異なるため、若干茶色っぽくなってしまい、補修跡が目立ってしまいます。
この後に全体を塗装で仕上げるのならこの補修方法でもよいのですが、そもそも打ち放しコンクリートに一般的な塗装をするのはナンセンスです。
せっかくコンクリート打ち放し仕上げでかっこいいのですから、コンクリート打ち放しの質感は変えたくないと思われる方が多いのではないかと思います。
コンクリート打ち放しのリペア補修
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そこでもうひと手間加えると、このようにコンクリート打ち放しの質感のまま仕上げることができます。
真近で見てもどこが欠けていたのかわからないほど、精巧にリペア補修されています。
欠けてしまった部分がきれいになったので、元々の苔汚れも取れて白っぽく見えると思いますが、日が経つと苔汚れが付着して全くわからなくなります。
このように、コンクリート打ち放しのリペア補修は非常に難しいのですが、大同防水ではコンクリート打ち放しの全面改修、リペア補修も承っております。
お気軽にご相談ください。