広島市のこころや伴周辺・春日野団地などの住宅の外壁には苔が著しく繁殖しています。これは塗り替えてもまた同じ状態になってしまいます。
このページでは、広島エリアの団地特有の外壁の苔汚れと対策について、わかりやすく説明しています。
※広島で苔汚れが著しい住宅がある地域・・・石内北、伴南、伴北、伴東、春日野、山本新町、はなみずき台、大町西など
外壁の苔汚れの原因
湿気が多く風通しの悪い立地の建物の外壁には苔やカビが繁殖しやすくなります。広島市近郊でも、築後まだ数年しか経っていないのに外壁が苔で著しく汚れている地域があります。
一般の方から見れば、苔もカビも汚れと認識されるので、外壁をきれいに塗り替えたいとお考えになるのではないでしょうか?
ところが苔やカビは立地条件が大きく関わっている問題なので、塗り替えても数年で再発してしまうので塗り替えても意味がありません。
※広島で苔汚れが著しい住宅がある地域・・・石内北、伴南、伴北、伴東、春日野、山本新町、はなみずき台、大町西など
苔が生えやすい塗膜の性質
外壁に苔が生えやすくなる理由は立地条件の他、塗膜の性質があります。現行で市販されている塗料の塗膜の性質のほとんどが親水性塗膜といって、ワックスがかかっていない車のボディーのように、水がじわ~っと塗膜に馴染む性質に作られれています。
これは、外壁に付着した汚れを雨で洗い流すことが目的で、長年塗料業界が外壁を綺麗に保つために研究してきた結果、生まれたものです。
ところが塗料業界は、親水性塗膜が引き起こすデメリットをあまり考えていません。親水性塗膜が雨漏りを引き起こす要因にもなりますし、汚れを洗い流そうとすることが仇になって、逆に苔が生えてしまう要因にもなるのです。
水が馴染みやすい性質であるということは、雨がかかると玉のように水滴にならず、外壁全体が濡れやすくなります。濡れた外壁が乾きにくい条件と相まって、苔やカビの温床になるのです。
苔が生えやすい外壁
苔が生える生えないに素材は関係ありません。サイディングや塗り壁、コンクリート、タイル、エアコン室外機と、どんな素材であっても苔は生えます。皮肉な話ですが、高級な外壁材ほど苔が生えやすくなります。高級な外壁材には光触媒や無機コーティングが施されていることが多いため、塗膜の性質が超親水性塗膜になり、水を弾く力が弱くなります。
つまり外壁が水に塗れる面積が大きくなるので苔やカビの温床になりやすいのです。
この塗膜の性質が間違ったメンテナンスに導いてしまうことがよくあるので注意していただきたいのです。
某ハウスメーカーの住宅の外壁は、30年間塗り替えなくても良いという高級な外壁材を使っています。本当に30年経っても艶があり塗り替える必要がありません。
塗膜の性質は超親水性塗膜、光触媒コーティングが施されていますから、一般的な汚れは付着しても紫外線を浴びることによって汚れは分解されます。
ところが、一般的な光触媒塗料は汚れには強いのですが、苔やカビなどに対する抗菌性能がほとんどありません。したがって日当たりが悪いとか風通しが悪いなどの立地条件下では、いくら光触媒コーティングが施してあるとしてもコケやカビが生えてしまいます。
この状態は、訪問販売業者が塗り替えしませんか?と訪ねて来る理由になりますし、中にはハウスメーカーが塗り替え提案をしてくるケースもあるようです。
30年メンテナンスフリーな外壁を選んだのに、10年で塗り替えるというのはナンセンスではないでしょうか?塗膜は健全な状態なのにもったいないですよね。
要は、コケやカビを綺麗に除去して、生えて来なくなれば良いのではないでしょうか?大同防水はそこにフォーカスしています。
塗り替えをしないで外壁をきれいにする方法
新築のときに高耐久な外壁を選ばれた方は、10~15年程度では塗り替えはしなくて良いです。
いろんな現場を見て調査して来ましたが、高耐久な外壁材が使ってある場合は15年経過してもチョーキングしていないし、親水性も残っています。
傷んでみすぼらしく見えるのは雨樋とか破風板とかの付帯部。外壁は苔やカビで黒く汚れている、というパターンがほとんどです。
そこで、大同防水では
①苔・カビを分解除菌する
②苔・カビが生えて来にくくする
③付帯部を塗り替える
④シーリングを高耐久シーリング材で打ち替える
というご提案をしております。
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バイオ洗浄中
苔を除菌洗浄します。労働安全衛生法(GHS)・PRTR法非該当で安心安全です
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抗菌光触媒コーティング中
紫外線の力でコケやカビを分解します。タイルの上からでも施工できます
施工後10年経過した物件を見学しませんか?
実際に施工して10年経過した建物に、本当に苔が生えていないか、汚れていないか、お客様のご自身の目で確かめてください。
大同防水では、未来をお見せすることで安心してご用命頂けるよう努めています。