タイル調サイディングとは、タイルを張っているかのように見えるサイディングのことです。
二色で塗り分けできれば、既存のデザイン性を損なわずに綺麗に仕上げることができます。
このページでは、タイル調サイディング二色塗り分けをする業者と、しない業者の違いについてお話いたします。
タイル調サイディング二色塗り分けとは
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画像のようなサイディングは、凹凸があり、二色あるいは三色使って陰影を出しているので、本物のタイルを張った家のように見えます。
タイル調サイディングのメンテナンスのコツは、早めにクリアーコーティングをすることです。築後8年~10年でクリアーを塗装すれば、新築時の状態を保つことができます。
しかしこの時期を逃してしまうと、クリヤー塗料ではなく色の付いた塗料で塗装しなければならず、普通に塗装をすると一色になってしまい、せっかくの高級感が損なわれるばかりか寂しい仕上がりになってしまいます。
そこで最適なのが、二色の塗料を使って塗り分けする方法です。塗り分けて塗装することでベタ塗にならずに、タイル風の仕上がりを実現できます。
ただ、タイル調サイディングの二色塗り分けを行わない業者も存在します。その理由をご説明いたします。
タイル調サイディング二色塗り分けをしない理由
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お客様目線で経営している会社なら、世の中のニーズに対応できるよう努力するのがあたり前ではないかと思います。
例えば、広島でお好み焼屋の暖簾を掲げている店に入ったのに「うちは関西風しか作らない」と言われたらどうでしょう?どこまで自分本位なんだと思いませんかね。
現代は住宅の80%がサイディング住宅の世の中です。
年々サイディングの金型技術が向上し、さまざまな模様のサイディングが出ていますから、タイル調サイディングを二色塗り分けて塗り替えることはこれからは必須ではないでしょうか。
それを、「うちはタイル調サイディング二色塗り分けはやってないんです」 というのは何故でしょうか?
答えは、手間がかかるからです。難しいからです。
つまり、もともと細かい作業が好きな職人か、あるいはアート感覚で作品を作る喜びを感じるような職人でなければ、タイル調サイディング二色塗り分け仕上げは面倒くさいのです。
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そして、ここが重要なのです。
住宅の塗り替えは、なにもタイル調サイディング二色塗り分けでなくとも手間がかかる個所、施工が面倒な部位は多々あります。
それをしないということは手間暇かかる作業が嫌いなわけですから、良い仕事はしないでしょう。
幾ら単色ベタ塗りが安いからと言っても、タイル調サイディング二色塗り分け仕上げをやりたがらない業者は、避けた方がいいかもしれません。