赤外線サーモグラフィーで撮影してみると、外壁タイルの浮きやひび割れが見受けられたので、タイル浮き部の樹脂注入工事、ひび割れ部の張り替え工事の必要性がありました。元々ひび割れを誘発する誘発目地が少なく、構造クラックが発生しやすい状況にあったので、誘発目地を形成することにしました。
吹き付け面の仕上げ塗料には、コンクリートに相性の良い水性無機ハイブリッド塗料を、また夏場はベランダ側からの日差しで部屋が暑いとのことだったので、消熱断熱塗料をお勧めしました。屋上についても断熱性が乏しい防水層であったので、50mmの外断熱防水を施工した上から遮熱塗料を塗装するサーモコントロール断熱改修をご提案しました。
建物種別 | マンション |
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階数 | 3階建 |
築年数 | 15年 |
工期 | 40日 |