品川真一
大規模修繕中のマンションの足場解体が明日の予定だったのですが、台風と雨の影響で順延になりました。ちっくしょ~~~!(笑)いやぁ、苦労して頑張って工程通りに進めて来たのに・・・めっちゃ悔しいれす!
さて、話は変わって先日、スタッフに【二重飛び連続百回できる王になれ】という課題を与えてみました。期間は二か月。
突然課題を突き付けられたスタッフの顔は歪んでました。絶対無理~という顔ですね(笑)中には二か月だと自信がないので半年期間を下さいという者もいましたが、1人だけ2週間であっても何とかしますと言った者もおりました。
出来るかできないかは大した問題ではありません。やってみようと思えたかどうかが重要なのです。
出来ないと言ったスタッフは全員運転免許証を持っています。なので高質問してみました。
”君たちは何か月で免許を取れたか?” みんな二か月ですと答えました。
次に、
”車の運転と二重飛び100回連続”のどっちが難しいと思う?と尋ねました。
車の運転ですと全員が答えました。
どう考えてみても車の運転の方が難しいです。その難しい車の運転を二か月でマスターできたのに、二重飛び連続100回は出来ない、無理、と言うわけです(笑)
制限的パラダイムですね。
実は縄跳びのテストはやりません!と言うと、スタッフは安堵の表情を浮かべていました(笑)
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君たちはある日突然車の運転が出来なくなるか?どうして今まで出来ていたことが今出来ないないのか?それはいつから出来なくなったのか?
君たちは二ヶ月練習すれば全員が二重飛び連続100回できるようになれるだろう。でもその二ヶ月後にもう一度テストをしたら、全員が出来ないだろう。
縄跳びだからそれでいいが、仕事はそれではいけない。一度出来るようになったことはずっと出来続けなければならないんだよ。
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こんな話をしました。
自分がいかに難しいことをやってのけているかを分かっていないんですよ。運転免許取った時より今の方が運転技術は上達してるはずです。突如運転が出来なくなることはあいはずです。それ以上にEASYなことを要求しているのに出来ない~になるのはおかしいんです。
つまり自分たちの能力を自分たちが一番分かっていないということなんです。縄跳びが一時的に出来るようになったらそれは凄いことです。かくし芸大会です。しかし一生できるようにはならないでしょう。なる必要もない。でも仕事はそうはいかない。
一度身に付けたスキルはずっと出来続けなければなりません。それが信用だからです。