品川真一
今日はFMちゅーピー【しんちゃんの失敗しない外壁塗装】生放送の日で、朝一でスタジオに行ってきました。
よくラジオで喋ってると言うと、緊張しないの?と聞かれるんですが、全く緊張しません(笑)※緊張感はありますが緊張して上がってしまうことはないという意味
今月のテーマは「塗れる屋根と塗れない屋根」というお題でお話させて頂きましたが、おさらいをするとこういうことです。
もしもあなたが外壁と屋根塗装を検討中だとします。おそらく2~3社から相見積もりを取られると思います。
A社:「屋根は塗装できますよ」
B社:「屋根は塗装できないのでカバー工法をお勧めします」
C社:「塗装でもカバーでもどちらでもいいですよ」
このような状況に置かれたらどうしますか?A~C社のどこを信用しますか?あるいはどこを選びますか?
ざっくりですが、屋根を塗装した場合のコストはだいたい40~50万円くらい、カバーすると100万くらいとすれば工事費は4~50万差額が生じるので、つい、安い方を選んでしまいません?
A社を選んだあなたは4~50万得をした気分になるはずです。そして高い見積もりを出してきたB社をまるで悪徳業者のように思われるかもしれません(笑)
ところが、2年後に屋根がバッキバキに割れて来たとしたら・・・同じように思われます?逆転しますよね。
これが失敗なのです。このような失敗をしてほしくないんです。だからわざわざラジオまで出て喋ってるんですよ(笑)
なぜ失敗して欲しくないか?と言うと、私も塗装屋の社長である前に消費者だからです。私にも家族が居て子供が居て美味しいもの食べたいし旅行にも行きたいわけです。
でも学費は高いし、あれやこれやお金が必要なわけですよ。これは皆さんと同じです。その中で、外壁塗装をしたいか?と言われたら、ぶっちゃけしたいわけじゃないんですよ(笑)しなくて済むものなら一生したくはないわけです(笑)
でもそういうわけにはいきません。家族を守る家も汚れて来るし劣化して来るので、要所要所でメンテナンスをしなければならない。したいわけじゃないけどしなければならないんです。だから、失敗したくないんです。
何か美味しいものを食べに行こうとして、ネットで情報を集めて店に行ってみた。口コミを信用して行ったのに大して美味しくなかった、対応が悪かった、なんて経験ありません?でも、いつまでも不満が続くわけじゃないですよね。今度は失敗しないようにしようと思ってまた外食に行きます。
ところが、外壁塗装工事は一度失敗したら次は15年後なんですよ。絶対に失敗してはいけないんです。私は建築の知識が豊富なので色々知っている分失敗を防げるので有利だと思います。でも、施主の立場になったら逆にあれこれ心配になって気疲れするんです。
気疲れするほど、私を満たしてくれる業者は少ないということなんです。私の感覚は普通レベルなので、民法どおり契約通りのことをきちんとやってくれたらそれで満足します。何も建築業を営んでいるから要求レベルが高いなんてことはありません。
それでも、おいおい・・・なんだこれは?というようなことが起こるんです。私はスルーせずに指摘して是正を求めることが出来ますが、一般の方は指摘することが出来ずにそのままになってしまうのです。そして損をする。
そういう業界だから、せめて自分が出会える人には失敗して欲しくない、自分が責任を持って正しい工事をプロデュースしたいと思っているのです。
長くなりましたが、
以上、わざわざラジオに出てまで喋っている理由でした(笑)
ではまた~