品川真一
ショールームの前に広電のバス停がありますが、屋根も椅子もありません。
そのくせ牛田早稲田方面行きはこの路線しかないため結構な人が利用されています。
真夏の猛暑にご高齢の方が炎天下で汗を拭きながらバスを待っていらっしゃるのが不憫で
ショールームの中でお待ちくださいというポスターを掲示したんです。
すると2~3日後に「中で待たせてもらってもいいんですか?」と尋ねて来られました。
これがこのストーリーのエンディングで良かったんですが・・・
ショールームなんて毎日人が居るわけではないのにエアコン効いて快適な環境なんです。
ところがガラス一枚で区切られた外の世界は灼熱地獄・・・。だったら1~2分でも中で涼んでもらったら一石二鳥じゃんというだけの話なんです。
そんなことがあったことも忘れていた今日この頃、お昼時間にその方が差し入れを持って来てくださいました。
何度も言いますが、こんなことを望んでいたわけではありませんので申し訳ない気持ちです。
でも、うちが表現をしたことによって誰かの小さな幸せに繋がったのであれば、決して悪いことではないなと思うのです。
そしてまたこういう形で返って来て、今度はこちらが温かい気持ちになれました。
何かムーブメントが起きるかどうかはわからないけれども、行動を起こしたり表現することって、人間の内部に眠っているパワーを増大させるんですよね。
お名前も存じませんが、お心遣いを頂き誠にありがとうございました。
いつでも待合にご利用ください。
ではまた~
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