ショールームオープン時に皆様から頂いた観葉植物はすくすくと育っています。毎日毎日、手塩にかけて育てています。
不思議なもので最初はどう育てれば良いのかわからず、元気がなくなったりすることもあったのですが、本気で向き合っているとだんだんコツがわかってきて、育て方をマスターできました。
ところが、そのうちの一つ、母がくれた小さな観葉植物が元気がないことに気づきました。おかしいと思い調べてみると、土がぐっしょり・・・というより水浸し。
これはいかんと思い、とにかく土を乾かすことに専念。
私が出張でいなかった3日間の水やりをスタッフに頼んだのですが、どうやら水をやりすぎたようです。葉がヘタレてしまっています。
死んでしまった葉は色が変わってくるので、根元で間引いてやるとまた新芽が出てくるので復活します。
手塩にかけて育ててきた観葉植物がヘタレてしまうのはショックです・・・。
植物を見て思いました。人も同じなのかもしれないなと。
水をやりすぎると、その水は逆に本人を腐らせてしまう要因にもなるのかな?など考えさせられます。
全ては自己責任なのですが、経営者は社員を我が子のように思ってますから、立派に成長して自立して欲しいのです。
だから自分もスタッフも能力開発を行います。「今日はお客様に事務員さんの対応が素晴らしいと褒められました。」これも能力開発の成果のひとつです。
成果が出せたことを知り、褒めてもらえると嬉しいからもっと成長したいと思うようになるものです。この好循環が成長エンジン。
でも、脳の外側にあるものはただの情報に過ぎず、その情報を自分自身がどう解釈し、取り込むのか取り込まないのかによって先が決まります。
例えば、電話応対が良いと褒められたのは情報です。この情報に対して、別にそんなに興味深いことではないと思ったら、その情報を得ようとはしません。
すると、努力が実った達成感や自己概念が上がるせっかくの機会を自らが拒否していることになるのです。
要するに、自分が選択しないと何も始まらないということ。
この原理に気づくことが出来るかどうかなんですよね。
成功するためには常に正しい選択をしていきたいものです。