品川真一
こんにちは。なんか次々に台風来ますね。千葉は大変なことになってるし四国は水不足、でも災害はもうやめてほしいですね。
さて、今日はこんなケースもあるんだよシリーズで、外壁塗装の見積提案をしたけど受注にならなかった特殊なケースをご紹介します。
そのお宅は、軒の出がないいわゆる軒ゼロ住宅の片流れ屋根でした。軒の出がないと雨の日に窓が開けられないのですが、実はそんなことよりも重要なことがあるのです。
現在の住宅(平成12年4月以降に建てられた)は、外壁が通気工法になっていて、外壁の裏側を空気が通って軒先や棟などから排出されるよう設計されている・・・はずなんです。

高気密・高断熱なんて言いますが、要するに隙間が少ない家ということなんです。隙間が少ないとエアコンが効きやすいので省エネになりますが、逆に注意しなければならないのが通気構造。
壁の中に入った空気が壁内を上昇していく出口を設けることなんです。この出口が設けられていない家が多いんです。
もしも空気の出口がなかったら・・・

このように壁の中の断熱材はカビだらけになり、木材は腐食してしまいます。これを壁内結露(内部結露)といい、雨漏りよりも甚大な被害をもたらします。
今回のお宅は、空気の出口がないことを発見したので、棟換気を取り付けるご提案をさせていただきました。図面上には通気見切り材と記載があるのに実際には施工されていなかったのです。
結果、建築業者さんにそのことを伝えたら無償で取り付けてもらえることになったそうで、うちは出番がなくなったわけです。
良かった!と思います。だって本来は在るべきものがないまま10年経過しているわけですから、壁内の状態がどうなのかわかりませんし、無償で設計通りにしてもらえるならお施主様の権利が守られることになるので。そのお手伝いというかきっかけに大同防水がなれたわけですから、良かったのです。
外壁塗装を軽く考えている人が多いですが、そんな甘いものじゃないんです。塗る塗料によって相性がありますし、苔が生えている家を塗り替えてもまた2~3年で苔は生えてしまいます。
そうならないようにするのが外装リフォームの醍醐味なんです。ただ、安ければいいというものじゃないんです。塗装屋ならどこでも同じ、ではないんです。
私は構造から最適なリフォームプランを設計するよう心掛けていますが、同じようにされる業者さんは広島には知りません。たぶん居ないでしょう。
それにしても、図面通りになっていないのはだいぶ問題ではないかと思いますけどね・・・^^;
まぁこのように仕事にならないケースもありますが、お施主様のお役に立てたならそれでオッケーなんです。願わくば将来外壁塗装をされるときはぜひご用命いただければ幸いですけどね(笑)
ではまた
お気軽に

















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