品川真一
10月の【しんちゃんのしっぱいしない外壁塗装】FMちゅーピーラジオは、最近問い合わせが急増している「ベランダ防水のメンテナンス」についてお話しましたので軽くおさらいしておきます。
まず大きく分けて、一戸建て住宅のベランダ防水は
①FRP防水(保護層なし)・・・工務店
②塩ビシート鋼板防水(保護層あり)・・・大手ハウスメーカー
の二種類に分類されます。※その他モルタル防水や板金の場合もありますが少ないので今回は割愛します
FRP防水のメンテンナスサイクルは10~13年、塩ビシート鋼板防水の場合は15~20年が目安です。FRPの場合は劣化の状態が目で見てわかるので判断しやすいですが、塩ビシート鋼板防水の場合は保護パネルが敷いてあるので防水層が見えません。
パネルを外して洗浄しないと防水層の状態がわからないので、メンテナンスした方が良いのかしなくても大丈夫なのか、あるいはどんな工法が適しているのかがわかりにくいのがデメリットですが、保護パネルのおかげで防水層を紫外線から守ってくれるので長持ちします。
やった方が良いのか、やらなくていいのか、どんな工法が適しているのか
これはプロに判断を任せてもらう必要がありますが、大手ハウスメーカーのベランダ防水は構造が特殊なので、一般の塗装屋さん防水屋さんでは知識が足りず曖昧な回答になりがちです。
一方でハウスメーカーは自社で造っているわけですから構造知識の面は当然安心できますが、いかんせんお値段が・・・(汗)という感じだと思います。
そこで大同防水に相談が来るわけですが、確かに外壁塗装よりもベランダ防水の方が重要ですし、ハウスメーカーのベランダ防水は特殊ということから、詳しくない塗装屋さんに任せるのはリスクがあることは知っておかれた方が良いと思います。
画像は積水ハウスのベランダ塩ビ鋼板防水を塩ビシートで改修したものです。

ではまた~
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