品川真一
ふたりでひとつになれちゃうことを気持ちいいと思ううちに
少しのズレも許せないせこい人間になってたよ
君が僕を支えてくれる
君が僕を自由にしてくれる
月の光がそうするように
気味の背中に滑り落ちよう
(そして私は潰される)
青春のひとつB’zのLOVE PHANTOMの歌詞ですね。とても深い。そして納得です。
原曲ではそして私は潰されるの部分は女性のコーラスになっていて刺さるんですよね。
すべて知るのは到底無理なのに僕らはどうして
あくまで何でも征服したがる 完璧を追い求め
愛し抜けるポイントがひとつありゃいいのに
こちらはB‘Zのイチブトゼンブの歌詞です。ん~~~深い!(笑)
私たちは普段人間関係において共感というものを追い求め、相応しい相手が見つかったと認識した途端相手に期待しはじめます。
それはいいんですが、いつしか1㎜のズレも許せないようなせこい人間になってしまうのは間違いだと思うです。
大前提、完全なもの完璧な人間などいないのだから。同様に完全な商品完璧なサービスもありません。
TOYOTA車も故障するしPanasonic製品も壊れる。日本一の予備校といわれる東進衛星予備校に行っても東大に落ちるんです。
なんや今日のブログは?何が言いたいんや?と思われてるでしょう。
これ、人間関係を壊しますから。建築は1㎜に拘りますが人間関係はたった1㎜に拘ると壊れるんですよ。もったいないですねぇ・・・
もしも私が完璧主義の人間だったら社員は離れて行くでしょう。誰でもミスはするし思うようには行きません。大事なことはそのミスや失敗から学べるか?です。
失敗の反対は成功だと言葉の定義ではそうですが、AIによると挑戦しないことだそうです。でも品川流では失敗の反対は成長です。ある意味成功というものはゴールを意味してして、曖昧なので成功なんて存在しないと思っています。
一時は成功したと思って周りにも持ち上げられちやほやされて調子に乗る。でもあるときから一気に転落してすべてを失うのがビジネスです。成功なんてないんです。
会社も人間が創っているサービスである限り完全ではありません。人間も同じです。常にどこかに不良部分を抱えていて失敗して落ち込み悩んで泣いてそれでももう一度挑戦しようとするから美しいし、応援したくなるものではないでしょうか。
もしも自分が受けるサービスの相手がロボットだったら・・・その正確なサービスや技術に感動するのはロボットが導入され始めた時代の当初だけで、それが当たり前の時代になったら何も面白くなくなってしまうと思います。
自分の思い通りになるというのは実は面白くないんです。でも自分の理想通りにはならなくても、自分の理想のために誰かに努力して貰えることはすごくHAPPYなことだと思いません?
罪を憎んで人を憎まず。
高市さん、1㎜くらいならズレてても許し合える世の中にしてくださいね。

ではまた~
お気軽に

















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