品川真一
何かと騒がしい広島。。
もしも息子が寮生活をしていて、年に一度年末年始にだけ帰省してきたとしたら・・・
私が母親なら久しぶりに帰って来た息子にこう言うでしょう。
「今日は何が食べたい?好きなもん食べていいよ」
もし息子がラーメンが食べたいと言ったら、食べさせます。
『でも食べちゃいけないルールなんよね・・・』と言われたらこう言うでしょう。
「ええじゃん今日一日くらい。そんなんで身体変わりゃせんわいね。食べんさい!」と。
私だけでなく多くの親御さんがそうするはずです。
絶対に食べるなと縛るのは本当にストイックにプロ野球選手を目指しているような家庭だけでしょう。
物事の本質は、ラーメンを食べてはいけないというルールにあると私は思います。そのルールがなければ起こらなかった問題ではないか?
品川家のように結局ルールを守らない可能性がある以上、そのルールは自分次第なわけで完全に縛れるルールにはならないのだから。
それ以上でもそれ以下でもない。憶測を含めてそれ以外の事をあれこれ言うのは本質からズレてるよな~と思います。
厳格なルールでなければ良いのです。身体を作りたいならカップラーメンは食べるなよ。大谷は毎日10杯の丼飯を食べて身体を大きくしたんだと、そのくらいストイックでなければプロにはなれんぞというレベルで監督からのアドバイスであっても効果は同じです。
絶対に守らなければならないルールにしたから、我慢している者がルールを破った者を責めることに繋がったのです。
SNSの力は凄まじいですね。憶測や盛られた情報が拡散されていて真実がわからないまま大事になってますから。顔も名前も出ているのでこのままだともっと大きな問題に発展しなければいいけどなと危惧しています。
ボクシングの世界では計量をクリアしたらステーキとか普段我慢しているものを思い切り食べるじゃないですか。それが高校野球になるとダメになるのは高校野球の人気に答えがあると思います。それは高校野球(児)に対するイメージです。
サッカーだったら、試合に負けた瞬間その場に倒れたり顔を抑えて寝転びますが、甲子園では許されません。負けが決まった時点でも走って集合して一礼しなければならない。そういうものに仕立て上げて来たんだと思います。
丸坊主で礼儀正しく難時も笑顔の高校生に観衆はすがすがしさを感じる。だからこそ真逆な一面を知ると一気に叩く。
息子の友達に会うことがたまにありますが、野球部ではないけどみんな礼儀正しくすがすがしいです。だから高校野球部だったら○○なんだ、○○であるべきだという風に世間が見ていて、そこに彼らを当てはめてるんですよ。
いくら厳格なルールで縛ろうとしても、人間には自由の欲求があるので支配できません。結局は内発的動機次第、自分の選択ですから。
ちなみに私は豚骨ラーメンを食べると腹がおかしくなるのでラーメンはだんだん食べなくなっていますし、カップ麺はほとんど食べませんが、シーフドヌードルは美味いですよね(笑)日清は天才だと思います。
ではまた~