品川真一
「おはようございます」「お疲れさまでした」
挨拶に始まり挨拶に終わる毎日ですが、ちょっと人とは違う挨拶をする人がうちに居ます。
4月から入社してきた新人の古屋野さんですが、彼女は「今日も一日ありがとうございました!」と言って上がるんです。
ちょっとしたことなんですが、とても新鮮で聞いている方が気持ちが良くなる挨拶だなぁと思って感心しています。
やっぱり感謝って大事ですよね。感謝してますよ、ではなくて、ちゃんと言葉にして伝えること。
物凄いエネルギーを持っていると思います。
さて先日、就活準備を始める息子のスーツを買いに行きました。ついて来て欲しいと言われたので。
最初に行ったお店は出来合いスーツを出して来て、サイズが合っていると言う。でも私から見たら合っていなかったのでその店は辞めました。
次の店に行って、最初に出してもらったものがジャストフィットで、やはりさっきの店で試着したものとは違いました。
最悪サイズが合わなければオーダーするつもりでしたが、出来合いでジャストの物が見つかってラッキーでした。
シャツ、ベルト、革靴も選んであとはネクタイです。パンツは要らないと言われました(笑)
ネクタイは店員さんの意見を聞いたところ、就活は無難なストライプ柄が多いですと。
そこで言いました。
「どうして就活の時だけみんな黒いスーツにして地味なネクタイをして、髪を黒く染めてピアスを外して化粧を薄くするのか?みんなと同じように目立たないように取り繕うことに一体何の意味があるのか?少しくらい人と違う主張をした方が良い。ネクタイで差を付けるべきだよ」
ということでネクタイも私がいくつか候補を選び、最終的には店員さんの提案のものではないネクタイを息子が選びました。
かくいう私も就活のときに少し変わったネクタイを選んで、面接でそこを褒められて内定をもらったことがあるんです。
黒スーツに黒髪で地味にというのが暗黙のルールかもしれませんが、もしかしたらそうした暗黙のルールの中でも自己主張して来るような人材を選んでいるかもしれませんからね。私が面接官ならそういう人材に興味が湧きます。
うちの車のラッピングとそっくりな同業者の車をみます。うちの看板とそっくりな同業者の看板をみます。
うちをぱくったことは一目瞭然です。パクられることに怒ったりはしませんは、非常につまらんです。面白くない。
独創性を出して欲しいし、こちらが参考になるようなものを見せて欲しいと思いますが、いつのまにかパクられる側になってしまったのでしょう。
私は人がどうであれ自分で良いというものを表現して行きます。
今日も一日ありがとうございました!
ではまた~