品川真一
このところ寝不足が続いているしんちゃんです。
最近積算マニュアル作成に取り組んでいるのですが、なかなか良いものが出来そうです。
塗装工事や防水工事の見積もり依頼を頂いたら、図面から数量を拾い出しますが、できるだけ正確に拾い出さないといけません。ここで拾い出しミスが起こると大変な損失になってしまいます。
例えばよくあるのがシーリング。ないと思っていた箇所に目地があって見積もり数量と実数が200m違うなんてことが起きてしまうと、1000円/mとしたら200mx1000円=200,000の損失が出てしまいますからね。
これ、嘘のようなホントの話ですが、相見積もりで他社さんとの数量が全然違うことはよくあるんですよ。仮に他社さんが200m分拾い出しミスをしていたら20万安くなるわけですから、合計金額だけをみると他社さんの方が安く見えるわけです。
でも、実際にシーリング材を買って目地に充填してくわけですから、明らかに材料が足りなくなるので数量に差異があることは分かります。もしも下請けに発注していたら200m分をサービスでやってくれるはずがないですよね。
さらにお施主様に「すみません、拾い出しミスがあったようで実際は200m分多かったので追加費用を下さい」なんて言えないですから。
いつも思います。
“家を建てた時にすべての数量を拾い出したはずなんだからそれを残して図面に添付しておけばいいのになんでやらないの?”と。
その数量が設計数量なのだからのちのちの基準になるじゃないですか。設計士はそれも含めてお金を貰えば良いだけなのに、やらないから積算する者によって誤差が出たりミスが起きたりするんです。不親切!
とまぁこうしたミスをできるだけなくして、パートさんでも正確な数量を拾い出せるよう、分かりやすいマニュアルを作っているわけです。
考えてみればもっと早く作れば良かったのですが、そうしたものですよね。
雨漏り119においても私はマニュアルをたくさん作ってきましたし、雨漏り鑑定士も私が作りましたから、マニュアル作成は得意なのかもしれません。
営業マニュアルも作ろうかな
ではまた~