品川真一
選択肢を増やすとかよく政治家が言ってますが、最近このことについて深く考えている品川です。
本当に選択肢は多い方が良いのだろうか?
例えば、ミシュラン獲得店に食事に行きました。メニューを見ると高級なワインに高級なメニューばかりで、ドリンクは一番安かったビールを注文した品川ですが、それでも1500円/本でした(笑)
確かにこの状態は他のメニューを頼める選択肢は確かにあるけど、私自身は一択、選択していないことになります。まさに格差社会です(笑)
もしもワインもボトルじゃなくてグラスワインですべてのドリンクが1500円均一だったら・・・これは万人に選択肢が広がることになります。
私は選択肢があり過ぎると迷うので選択肢が少ない方が実は消費者は分かりやすく、さまざまな問題やどうでもいいことが解決できるのではないか?と考えているのです。選択肢を増やしても選択できる人と選択できない人が存在するのでは本来の選択肢を増やすメリットは意味を成しえません。
例えば車。全部プリウスだったら環境にも良いし、牛田コスモ石油の迷惑な渋滞も解決します(笑)高級車と比較したりで劣等感なども感じなくなりますよね。
あるいは学校や病院。あるいは外国の様に屋根の色や外壁の色も条例で決まっていたら、町並みは美しくなり観光客が増えますよね。
どことは言いませんが再開発地区なのにデザインも色もバラバラ・・・せっかく整理したのに人が入れないほど境界が狭い。確かに多様性を認めているということなのかもしれませんが、それで何になったのか?
暮らしやすくするために多様性とか選択肢を増やすとか言ってるけど、暮らしやすくなっていないんじゃない?と。
むしろ多様性とか選択肢を増やすということをやっていくと、実は原動力を奪うことに繋がるのではないかと思うのです。見栄でアルファードに乗ってるけど実はローン地獄で生活苦・・・みたいな(笑)
我々業者もお客様に選ばれる立場ですから、大同防水も選択肢のひとつに過ぎないのですがし、星の数ほどある塗料の中で何の塗料を塗るかでも得られる未来が変わって来ます。
現に複数社から相見積もりを取るのが当たり前の時代になりましたが、果たして相見積もりを取ってみて多くの人が選べるのか?と言えば、余計にわからなくなったという方の方が多いんじゃないかと思います。
まぁこんな世の中の流れではありますが、私は○○はこれ一択というものを追求しています。
例えば水出し麦茶はこれ、水出しコーヒーはこれ、配管洗浄剤はこれ、など、これを選んでおければ間違いないというものにこそ興味が駆られてしまうのです。
モルタルや塗り壁のお家に塗るならこの塗料、サイディングに塗るならこの塗料、シーリング材はこのメーカーという具合に、これ一択という結論を探して持つようにしています。
そして究極は、外壁塗装するなら大同防水一択、という価値を創造したい。他社はここまでしないことを大同防水はちゃんとやってくれる、他社はこうだったけど大同防水は違った、こうしたものを体現していくわけです。
これを確立するまでは数年かかりますが、必ず確立できると思っています。
大同防水一択
この方がわかりやすい。
ではまた~