品川真一
フルハウス、間違えました、フルハーネスをご存じでしょうか?日本語では墜落制止用器具と言います。これまでの安全帯は胴型ベルトと言います。
高所作業を行う場合、フルハーネスを着用(使用)することが義務になりました。地上から6.75m以上の高さはフルハーネスを着用しなければなりません。
かんたんに言うと、6.75mの高さを住宅の階数でいうと3階建て以上になります。あるいは2階建てでも勾配のキツい屋根も対象になる場合があります。それ未満は推奨なので義務ではないのですが、つまりもう高さに関係なくフルハーネスを着用した方が安全だよということなんです。
私の初フルハーネス体験がこちら。
とべジップラインで装着したのが初めてなのですが、このようにワイヤーで吊るされても身体のどこも痛くないんです。この経験でフルハーネスが本当に良いんだなということがわかったので、遅ればせながらスタッフたちに揃えました。
とべジップラインは宙ズリの状態で湖を渡るんですが、全く疲れもせず痛くもかゆくもない。もしも足場から墜落した場合、フルハーネスを装着していれば間違いなく助かるし、ショックアブゾーバーで衝撃も和らぐだろうことは想像できます。
ちなみに増原君も検査などで足場に上がることがあるので、女性用を購入しました。増原君だけ赤です。
これまでは安全帯(同型ベルト)を使用しなさい!と口やかましく言われてましたが、同型ベルトはダメだと思います(笑)
足場の法改正もありましたし、フルハーネス着用義務と、安全対策に厳しい日本ですが、コストが付いて行ってないのが悩みです。
本足場を組むことが義務化された、つまり足場の部材が増えるわけで足場代が上がります。これにより安全面は向上しますが、お客様に負担して頂くことになるので、この辺がなかなかはいそうですか、にならないところです。
とはいえ法律で義務化されているので、違反するわけには行きませんから、うちは法令順守でやって参ります。
だって、墜落災害が起きて死亡事故にでもなったら、お客様にご迷惑をおかけすることになりますからね。事故物件になってしまうので・・・
それは絶対に在ってはいけないことなのでしっかり守りたいと思います。
ではまた~