品川真一
今日は天気が良いですね。さて、第三金曜日ですから行ってきましたよFMちゅーぴースタジオ。しんちゃんの失敗しない外壁塗装生放送でした。
今回は、【中古住宅を購入する際にどこを見ればいいか?】をテーマにお話ししましたので、おさらいしておきます。
ラジオでは言及しませんでしたが、インスペクションを受けずに自分で見るポイントという観点でお話ししたのは、
①基礎
②築年数と屋根材の種類
③外壁の反り返りがないか
の3点です。
基礎についてはこちらのページを参考にしてください。
基礎をみて表面が砂状に崩れて来ていないか?を確認してください。住宅の基礎は3~40年耐久で作られているので、基礎の状態が=家の寿命と言っても過言ではないくらい重要です。基礎が砂状にぼろぼろ崩れてきているようであれば、基礎の補修工事が必要になるので100万以上かかります。
次に築年数と屋根材の種類がわかれば調べてみてください。
2000年頃に建築されていて屋根材がスレートだったら、ノンアスベストの屋根材である可能性があり、ノンアスベストの屋根材であれば塗装ではなく葺き替えかカバー工法によるメンテナンスが必要になるので、150万以上かかります。
最後に、外壁のチェックポイントですが、チョーキング現象とかシーリングの劣化とかはリフォームすればいいので気にしなくて大丈夫です。それより、外壁材自体が反り返っていないかどうかを見てください。
サイディングボードは経年で反り返ってくることがありますが、反り返りはビスを打っても直りませんので、張替えになる可能性があります。張替えには300万以上かかります。
このように、私なら上記の3点を見て考えます。
購入しない方が良いということではなく、購入した後に想定していない補修工事が必要になったら大変ですからね。だいたいいくらくらいかかるのかを把握しておいて購入の是非を決めてくださいね。
音声データは後日DAIDO TVにアップします。2年分溜まっているので(汗)しばらく先にはなりますが、1週間で6か月分くらいのペースでアップしてますので、1ヶ月後くらいには過去のアーカイブは全てUP出来ると思います。
ではまた~