品川真一
昨日は16:00からZOOMで一般社団法人雨もり119のスキルアップセミナーでしたが、67名に参加していただきました。
内容は、雨漏りの原因調査から修繕して恒久的に雨漏りを解決できる専門家育成が目的のセミナーです。
雨漏り119ではマニュアルを重視しており、原因究明のマニュアルがあります。このマニュアルを活用して調査すればほぼ原因がわかるようになっており、全国でほぼ有効だと実績があがったので、次なるステージである、修繕におけるマニュアル化を図っていきます。
ひとことで言えば、「こう直せば雨漏りしなくなるよ」「いいやカバチはいいからこういう風に直しなさい!」というものを創っていくということです(笑)
ふと考えました。
あら?うちのスタッフは1名しか受講してないなと。
他の仕事を止めても受講しなさいとは言ってません。現場が忙しいので現場優先、至極当たり前のことです。ところが、営業の増原君は受講しています。
彼女はそもそも雨もり119をやっている私のサポートとして取り組み始めたことがきっかけですが、拒否することも出来たわけです。大同防水に雇われているわけで雨もり119に雇われているわけではないと。
でも、私がやっている事なので彼女は取り組んでくれました。その結果、いまでは雨もり119にはいなくてはいけない存在になりました。だからセミナーがある度に無条件に彼女は受講できるのです。
ここで重要なのは、自分の「選択」次第で人生が変わるということです。そして変えたいと思うなら何かにチャレンジしなければなりません。自ら求めなければなりません。
求めるものはそこに在るのに、求めるか求めないかで変わってくる。
セミナーは一例ですが、どこに主体を置いて物事を考えるかが重要です。
エンジンを組み立てるのが仕事だとしましょう。
「おい君、あそこの備品にパッキンは入れたか?」
『あ、すみません、入れ忘れました』
「おいおい、ちゃんと説明書があるだろう?何をやってるんだ君は?」
『すみません・・・』
こういう場面ってありがちだと思います。この時、スタッフがどう思うのか?上司が厳しい、怖い、パワハラだ、と思うかもしれませんが、全く愚かなことです!愚かなのでビックリマークを付けておきます。
仕事はやるべきことをやらなければなりません。パッキンを入れ忘れたらオイルが漏れてエンジンの役割を果たしません。不良品です。どうして不良品が出来たのか、説明書通りの手順で仕事をしなかったスタッフがいるからです。自分がやるべきことをやっていないことが悪いのに、ひとのせいにする?全くおろかなことです。
会社は、誰でもエンジンを組み立てられるようにマニュアルを用意してくれているのです。それは、良い商品を市場に送り出すためですが、スタッフがちゃんとその仕事をやり熟して成果を出し、評価するためです。
つまり会社はスタッフのためにマニュアルを用意している。それを使わず失敗するスタッフが悪いのです。
上司はうるさくて細かくて怖い
その上司はなんでうるさくて細かくて怖いんでしょうね?良い商品を作らないといけないからでは?あなたが良い商品を作れていないからでは?そしてあなたに出来るようになって欲しいからではないでしょうかね?
あなたが嫌いだから、あなたが憎いから言っているんではない。上司はあなたのためを思って言っている、んじゃないですかね。
それをうざいと思うかありがたいと思うか、それをパワハラだと思うか愛だと思うか、受け止め方と選択次第で人生が大きく違ってくると私は思います。
パッキンがちゃんと入っているか、ビスはすべて留めたか、これを人間が確認したり人間が忘れたりするから、そうしたことがなくなるように仕組み化されていくんです。
ロボットが組み立てるようになり、AIがやるようになる。それは人間がちゃんとしないからです。
ロボットやAIに取られたくなかったらちゃんとすることです。
マニュアルはあなたを守るために会社が作ってくれているもの。
それでもあなたはマニュアル通りの仕事をせず失敗を繰り返し人のせいにする?
長くなったのでこのへんにしましょうかね(笑)
ではまた~