増原かおり
営業部の増原です。
この前の休日に久々お寿司を握りました。
私ってあまり料理をするイメージがないようですが※社長調べ 父が寿司職人だったので、実は私、お寿司をちゃんと握れるんです(笑)
昔ながらの職人だった父。
母が早くに亡くなったので男手1つで私を育ててくれました。
そんな父から聞いたエピソードをふと思い出し、どうしても食べたくなったネタがあったので久しぶりにお寿司を握ったのです。
そのネタとは…かいわれ大根
大阪で修行をしていた父のお店にある日、有名な喜劇役者さんが来店したそうです。
そしてその役者さんが「さっぱりした寿司が食べたいから、お前握ってみろ」と父にオーダー。
そして父が握ったのがかいわれ大根のお寿司だったのです。
出されたお寿司を見てその方は「俺が大根役者だって言いたいのか!」と大激怒!
私ならきっとあたふたしてしまいます(汗)
けれど、父は「何を言ってるんですか?普段は脇役のかいわれもこうして握れば主役になれるんです。あなたはそのどちらにもなれる役者でしょう?胃を休めるのにもちょうどいいんです」と
それを聞いた役者さんは「粋なことするじゃないか!」と笑顔になり、おかわりまでされたそうです。
お客さまの要望も聞きつつ、最善のものを提供する。まさに職人気質な父らしいエピソードです。
そしてそれは大同防水の職人も同じなんです。
よく社長も言っていますが、言われたことをただこなすのは作業員。
更によくするためにはどうしたらいいか考えながら仕事をするのが職人。大同防水の職人はみんな後者なんです。
なので、実際に工事着工後に職人からここはこうした方がいいんじゃないですか?と提案があることもしばしば。その都度、営業・工務・職人と社内で話し合いを行います。
それが大同防水の強みなんじゃないかな?と想いを馳せつつ、お寿司を美味しくいただきました。それにしてもこのエピソードを父から聞いたのは小学生の頃だったのですが、なぜかお風呂に入っているときにふと思い出したんですよね。
なんでだろ?