品川真一
ラーメンの鬼と呼ばれた佐野実氏。
テレビでしか見たことはないが、いつも機嫌が悪そうでとっつきにくそうな印象。。でも仕事に対する情熱は凄いのひとことでしかない。
スープの出来が悪かったらその日はオープンしない。行列で並んでいるお客様たちに頭を下げて帰って貰う。この生き様と仕事の価値創造は究極のマスターと思います。
これを自分たちの仕事に置き換えたら、うちは美味しい!うまい!ご馳走様!と言って貰えるラーメンを出せてるのか?
スタッフたちに問いたい。
自信をもって「へいお待ち!」と、商品として堂々と出せる仕事をしているのか?出せないなら納得が行くものが出来るまでは出すべきではない。私も同じ考えです。
何より恥ずかしい。お金を頂いてサービスを提供するのに、お客様に満足して貰えない、満足させられない商品なら、出してはいけないし出すべきではない。
「まずい!」とクレームが入ってから対応するのでは遅いし、違う。クレームになるかならないかが基準ではない。自分が納得できるかどうかが基準。
失敗もある。ミスも起きる。人のミスを笑わず、自分の事として学んで欲しい。
その人が失敗してくれたおかげで気付くことが出来た、と受け止めて欲しい。人の失敗を自分の成功へとつなげて欲しい。
そのためにその人が失敗してくれたのだから。
失敗してくれてありがとう。
失敗したあなたへ
失敗の多いあなたが本来一番成長できるはず。あなたは人のために失敗しているのではなく、自分が成長するために失敗をしているのです。
失敗はした方が良い。たくさんチャレンジして早く失敗して、気付いて、改めなければならない。
なぜならあなたが失敗している間は、あなたの店はオープンできないのだから。