品川真一
出張セミナーに行って来ました。今回は九州は久留米市で雨もり119福岡南店に九州119のメンバーに集まっていただき、セミナーを開催しました。
今回のセミナーは雨漏りではなく、結露です。
どうして結露を勉強するのか?
結露の問題は、結露のプロが解決するのではありません。プロが居ないんです。
そして結露を見てくださいではなく、雨漏りを見てくださいという具合に、雨漏りと勘違いして我々に相談が来るのです。
雨漏りは構造が分からなくとも水をかけて原因を究明することはできないことはありません。しかし壁の中で起こる内部結露は構造知識が必要です。建築士の知識レベルが必要なので中々ハードルが高い。そこをかんたんにしなければ・・・というのが私の使命なので、やっちゃいました。
内部結露トラブルの引き金になるのが軒ゼロ住宅といって、軒の出がないいわゆる、四角いキューブ型の家の、換気が取れていない住宅に起こるリスクが高くなります。
ひどい場合は雨漏りしているわけでもないのに、体力面材が腐ってしまうパターン。柱や梁が腐ってしまえばもう住めない家になってしまいます。おそろしいですね・・・
お部屋の壁に症状があらわれてできるだけ早い段階で結露を鑑定して、修繕して、ずっと住まえる住宅に直すことが目的です。
言うなれば内部結露119プロジェクトにしときましょうかね。
翌日は福岡の株式会社リクトさんに訪問して、動画教材の相談をして来ました。
リクトの代表の山口社長は実は建築士さんなんです。同社は3Dプリンター製作業務を開始したそうで、我々にも何か使えないかな?という話をしているときに、構造の話になりました。
そこで、私の自宅が軒ゼロ住宅で、絶対にやってはいけないタブーというタブーをふんだんに盛り込んだ設計にわざとして、でも絶対に漏れない家を建てたんです、という話をしましたら、撮影担当の方が、自分の家を建てる時にも是非検査してもらいたいと言われました。
工務店さんが建築される住宅の雨仕舞い検査を私が行えば、絶対に雨漏りしない家が出来ます。これって仕事になりますよね(笑)
もしもご要望があれば出張検査も可能ですので、DM下さい。
ではまた~