品川真一
さあ、今月もやって来ました、毎月第三金曜日の朝9:20頃から生放送でお送りしています、FMちゅーピー76.6Mhzで大人気番組(笑)【しんちゃんの失敗しない外壁塗装】に行って来ました。
今月のテーマは“塗料選びにおける2つの注意点”をお話させて頂いたので、おさらいしておきます。
外壁塗装工事をお考えの方は、どんな塗料が良いのか調べられると思います。A社B社C社が異なる塗料を提案して来ますよね。ところがこの検索行為は、私たち素人が薬の効能を調べるのと同じで、お客様ご自身では良い結果を得られないでしょう。
薬は薬剤師と医師が処方するものですよね?自分で調べてあの薬を下さいとは言わないはずです。なので塗料は私たちプロの提案に委ねるしかありません。
だからと言って、わけのわからない塗料を塗るのも怖いですよね?なので、これだけは避けた方が良いという塗料選びの二つのポイントをお伝えします。
まずひとつめ、
①新商品の塗料は避ける
出たばっかりの新商品の塗料は採用しない方が賢明です。実績がないので将来どうなるかわかりません。過去も出ては消え、出ては消えを繰り返しているのが塗料業界です。
新製品は性能が良くなるイメージがありますが、電化製品や車なら新しい方が良いのですが、塗料は新しさよりも実績が重要です。
ふたつめ、
②30年持つ塗料はない
耐久性を長く謳えば売れると思っているこの業界。本当に30年持つ塗料があるのか?
そんな塗料は存在しません。
例えば自動車をお持ちだと思いますが、何年くらいしたらボディーカラーが色褪せて来たと感じますか?パーソナリティーの五反田さんは5年くらいと仰ってましたが、7~8年で色褪せを感じるはずです。もちろんカラーにも寄りますが、10年も経てばもう古く感じるはずです。
この自動車の塗装工程は、5工程(5層)の塗装が施されています。外壁は3工程(3層・3回塗り)です。5回塗りの自動車の塗装が10年しか持たないのに、どうして3回塗りの外壁が30年持つんですか?
本当に30年持つなら、まず自動車メーカーがその塗料を採用するはずですね。
もし30年持つという塗料を提案されたら、塗装後少なくとも15年経過した建物を見せて貰いましょう。30年持つのなら半分の15年ならまだピカピカの状態のはずですから。
塗料選びにはこの2点は抑えておいてください。
今日のラジオは営業部の増原も出演しました。ラジオ出演は二回目ですが、緊張したか?と聞いてみたら緊張しなかったとのことで、やはり肝が据わってますね(笑)
ではまた~