品川真一
昨夜の雨にはびっくりしましたね。ゴ~~っという音に久しぶりに恐怖を感じました。
さて、今日は第三金曜日ということで、しんちゃんの失敗しない外壁塗装生放送の日ということでFMちゅーピースタジオに行って来ました。
11月に入ってから、外壁塗装工事を施工して5年未満の5組の方から相談があったので、今回は~業者を見抜く魔法の質問~というテーマでお話させて頂きました。
今月相談があったのは
①塗装して2年で屋根が多数割れて欠片が落ちてきている
②塗装して3年で塗装が剥がれて来ている
③塗装して4年で外壁材が落ちそうになっている
④塗装して1年で雨漏りしている
⑤塗装して2年で色が褪せている
このような内容で、どれも施工した業者が対応してくれないということで大同防水に相談がありました。ちなみに5組様が頼まれた業者はすべて別々の業者でした。
これ、やばくないですか?少なくとも広島県内には、工事が終わった後はアフター対応してくれない業者が5社存在していることなります。もし同じ業者に頼んだら・・・ということも懸念されてしまいますよね。
ラジオもブログも私のコンテンツなのではっきり言わせてもらいますが(笑)、みなさんが未来の確約が欲しいと思うとき、保証書の有無を確認されると思います。うちは10年保証ですと言われたら安心されませんか?
上記の5件は保証書が出ています。保証書が出ているのに対応してくれないわけですから、保証書は意味がないということになります。
ですので、保証書の有無を業者選びの決め手にするのは不十分ということです。
そこで今日ラジオでお話した魔法の質問の出番です。業者選びの段階でこの魔法の質問を業者に投げかけてください。
「アフター点検の活動内容がわかるものを見せて貰えますか?」
建築は製品ではありません。無数の資材を職人が組み立てて最後に家という製品が出来上がるわけです。塗装工事も同じです。製品であるのは塗料だけです。その塗料を誰がどのようにどのくらいの量をどんな道具でどんな気象条件下で塗るか?によって品質が変わってきます。
水で薄めたり、薄く塗ったり、気温が低いのに塗ってみたり、あるいは湿度が高いのに塗ったりすると、必ずトラブルが発生します。
このような理由で、本来の品質が保てる条件で施工していないから、①~⑤のようなトラブルが起こるのです。
私はこう考えます。最初から最後まで何も起きないことを願うものですが、100点にはならないのが常です。ですから、何も起きない何も起こしそうにない業者を選ぼうとしないことです。
何も起こしそうにない業者を選ぼうとすると、広告でよく見る会社だとか、クチコミが良いだとかを基準にしてしまわないでしょうか?
何も起こしそうにない業者を選ぼうとするのではなく、何かが起きたときにもちゃんと対応してくれる業者を選ぶことをおすすめします。
そういう姿勢の会社は工事が終わったあとのサポート体制にも力を入れているはずなんです。、つまりはアフター点検をやっているかどうかが重要になります。
アフター点検やりますよ!なんてどこも言ってますよね(笑)でも実際にやっているところを見たことがないし、うちが点検に行くと隣近所の方から、おたくは点検やってくれるんですね、うちの業者は一切きてくれないよなんてよく聞きますから。
魔法の言葉、是非使って来てください。本当にアスター点検を行っている会社なら、活動していることがわかる書類や写真などが存在するはずですから。
ではまた~