品川真一
こんにちは。見ての通りナイーブな品川です。どこからどう見てもナイーブに見えると思いますが、私のとんでも体験をブログに書こうと思います。
あれは16歳の夏のことでした。プライベートでとてもショッキングなことがあり、ナイーブな私は胃潰瘍になってしまいました。
胃が痛み薬を飲んでも改善しないので病院に行ったら胃潰瘍だと診断され、ぶっとい注射を40本打たなければならなくなりました。当時はまだ薬だけでは治らなかったんですね。
毎日クラブ活動を終えてから病院に通う日々。シャツをまくると若い看護師さん達がキャーキャー言ってました。
「わぁ~鍛えてるね~血管がすごい浮き出てる~私が注射してあげるね」
「え~○○ちゃんずるいよ~私も注射したい~」みたいな・・・
これ本当の話ですよ。看護師さんたちに完全に遊ばれてました(笑)
そうして毎日注射を打って行くと肘の内側が黒くシミになって行きました。16歳のナイーブな私はそれを友達に見られるのが嫌で、夏なのに長袖シャツを着て登校していました。
ある日のこと。先生がこう言いました。
「品川、お前なんで長袖着とるんや?みんな半袖なのに、暑かろうが?」
「いや、別に暑くないです」
「嘘つくなや。このクソ暑いのにおかしいじゃろ?腕まくれ」
「いや、何でですか?」
「なんか都合悪りいこと隠しとるんじゃないんか?見してみい」
しぶしぶシャツのボタンを外して腕をまくりました。すると先生は私の手を掴んで、
「品川ぁ~~~~~~~!!!!なんやこれ?!お前・・・何したんや?」
「何がですか?」
「何がってお前、何やこのシミは?」
「注射の痕です」
「注射?!なんの注射や?!」
「・・・・・。」
16歳の思春期ですから、胃潰瘍になったなんて言いたくないわけですよ。だから長袖で隠していたんです。どうしても理由を教えろというので、
「胃潰瘍の薬の注射の痕です」
「はぁ?胃潰瘍?お前が?嘘つくな!!お前ちょっと職員室こい!」
というわけで職員室に連れていかれ、親に電話して事実かどうか確認すると言うのです。
そうして親に電話したら、本当に胃潰瘍の注射を毎日打っていることが判明して騒動は納まりました。
これ、今でも覚えてるんですが、酷くないですか?(笑)先生は私が〇〇剤を打っていると思ってたってことですよね?16歳ですよ?35年前にそんな高校生が居ます?(笑)
まぁ、こんな体験をしたのに私はよくもまともな大人に育ったものです(笑)普通、これをきっかけにグレますよね?
スタッフと話をしていたんです。タバコを止めるために一番最初にすべきことは何?という議論をしていて、タバコを捨てることだと。例えば本気で〇〇剤を辞めたい人が冷蔵庫に注射器と〇〇剤を保管しておいて、毎日冷蔵庫の扉を開けようか開けまいか自分と戦ったりしないだろ?捨てるだろ?という話をしていて、想い出しました。
スタッフは大爆笑です。
まぁひどい。考えられない疑いですよ(笑)といいつつ、全然恨んだりはしてませんけどね。でも教師としては失格だと思います(笑)
言葉や態度には気を付けないといけません。それが相手のその後の人生にどう作用するかをよく考えて言動しないといけません。
名誉のために言っておきますが、私は注射や点滴が死ぬほど苦手ですから・・・血液検査とか顔をそむけてしまうほどです。なので冤罪ですよ(笑)
ではまた~