品川真一
こんにちは。今日は6月回のFMちゅーぴーラジオしんちゃんの失敗しない外壁塗装生放送日でした。G7やフラワーフェスティバルも終わってやっと落ち着いたとおしゃってました。中国新聞本社は平和公園近いですからね。
さて、今回は屋根の種類とメンテナンス方法についてお話させて頂きましたので、おさらいをブログに書いておきます。
相見積もりを取ってみたけど、屋根は塗装で大丈夫と言う業者がいれば塗装できないと言う業者もいて何が正しいのかわからないという方が多いこと、屋根を塗装してから雨漏りが始まったという方が多いことから、しんちゃんが一度まとめておこうと思います。
■陶器瓦
俗に言う瓦屋根。丈夫だが重い。和瓦なんて言いますが、粘土で出来た瓦に釉薬を塗っている瓦、いぶしている瓦のこと。
耐用年数:40~50年
メンテナンス:20年毎に棟の畳み替え工事が必要
カバー工法:不可
和瓦に塗れる専用塗料もありますが、原則として塗装しない方が安全です。塗装してから雨漏りするようになるケースが多いので・・・。
■セメント瓦
モニエル瓦や乾式コンクリート瓦などの総称でセメントで出来た瓦。重いのと陶器瓦より割れやすいのが特徴。
耐用年数:30~40年
メンテナンス:15年毎に塗装。ただし塗らなくても割れなければ漏れない
カバー工法:不可
脆弱層が残っていると塗料が密着しにくいので注意が必要。アスベストを含む。メーカー指定の専用塗料で塗り替える。
■平板スレート瓦
セメントの中に繊維が入った軽い屋根材。ただし2006年前後の商品には塗装できないものがあるので注意。それ以前のものはアスベストを含む。
耐用年数:25年
メンテナンス:15年目を目安に塗装メンテナンス。※塗装できないものがある
カバー工法:可
2023年現在、リフォーム時期に入っており塗装できる屋根・出来ない屋根の判定に注意が必要です。絶縁処理必須。
■金属屋根
薄くて軽く錆びにくいガルバリウム鋼板が主流。塗装しなくてもサビなければ問題なし。遮熱塗料での塗り替え推奨。
耐用年数:25年
メンテナンス:遮熱塗料で塗り替える
カバー工法:可
これからの屋根は全部金属になるのではないかと品川は思っています。なぜなら軽いし錆びにくいしメンテンスサイクルも長いから。
自分の家がどんな屋根の種類なのか分かりますか?業者に言われて初めて知ってインターネットで調べる方が多いと思いますが、その情報が正しいとは限りません。
失敗を防ぐために相見積を取って提案内容を聞くというのが業者選びのポイントです。例えば塗れない屋根を塗れると言ったり、カバー工法は出来ないのにできると言ったりする業者の間違いを見抜くためには比較業者が必要ですよね。
今回はこのようなお話をさせて頂きました。
会社名には防水が入っているから防水屋さんじゃないの?防水屋さんが塗装やるの?と思われているかもしれませんが、実は屋根にも詳しいんです。
うちの屋根が何なのかわからないという方はお気軽にご相談くださいね。
ではまた~