湿度が85%以上、気温が5℃以下の日は塗装を見合わせましょう
「外壁塗装工事をそろそろ考えてはいるけれどいつ塗るのがいいのかわからない」という方が多いのではないでしょうか?
だいたい気候のよい春先か秋口が良いのでは?と思われている方がほとんどだと思います。
春先は春一番が吹き実は雨も多いですし、秋は台風の季節。かといって6月は梅雨だし夏は暑すぎる?じゃあ冬は?気温が下がるから塗料が乾燥しなさそうだし…
あまり深く考えすぎると塗る時期がなくなります(笑)ではどうすればよいのでしょうか?
まず塗装工事は国土交通省の管轄です。国土交通省のルールでは、塗装工事は湿度が85%以上、気温が5℃以下の日は塗装を見合わせましょうとなっています。
つまり湿度が84%以下で気温が6度以上の日に塗装すれば季節は関係ないということなのです。
それからこれはあくまで一つの目安です。広島の年間平均湿度は17%ですが沖縄の年間平均湿度は86%です。
北海道では、月間平均気温が6℃以上の月は5月から10月までの5カ月しかありません。ではこの間塗装工事を一切行っていないのかということになりますが、そんなことはありませんね。
広島県内でも国交省発注の公共工事は1月から3月にかけて最も多く施工されてます。つまり冬でもガンガン塗装しているということです。
湿度が85%以上、気温が5℃以下の日は塗装を見合わせるとなっていても、現実はそうはいかない。そのルールを超えるあるいは下回る条件で塗装してもちゃんと乾燥硬化するいわゆる安全率を見越して、各メーカーが塗料を作っているから大丈夫なのです。
もちろん、雨が降っている日に塗装するとか、マイナス気温であるのに塗装するということは避けなければなりませんが。
その他では塗装面に直射日光が当たる部分や夏場の屋根など塗装面が高温になっている部位への塗装は注意が必要です。
広島の年平均気温と最適な塗装時期
広島の年平均気温は以下のグラフのように推移しています。また気温が6℃以上になる月は4月から11月までとなっています。
広島県で外壁塗装をする最適な時期は10月・11月となり、次いで8月,4月頃ということが分かります。ただしこの時期以外はダメということではありません。

当然冬期に塗装してほしいと言われる方は少ないので大同防水は1月~2月が割と手薄になります。そこでこの時期でも良いという方にはお得なプランをご用意しております。
1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | |
最高気温(℃) | 9.7 | 10.6 | 14.0 | 19.7 | 24.1 | 27.2 | 30.8 | 32.5 | 29.0 | 23.4 | 17.4 | 12.3 |
平均気温(℃) | 5.2 | 6.0 | 9.1 | 14.7 | 19.3 | 23.0 | 27.1 | 28.2 | 24.4 | 18.3 | 12.5 | 7.5 |
最低気温(℃) | 1.7 | 2.1 | 4.8 | 9.9 | 14.7 | 19.4 | 23.8 | 24.8 | 20.8 | 14.2 | 8.5 | 3.7 |
降水量(mm) | 44.6 | 66.6 | 123.9 | 141.7 | 177.6 | 247.0 | 258.6 | 110.8 | 169.5 | 87.9 | 68.2 | 41.2 |