大同防水は日本塗装名人社の広島店です。
塗装名人になる
名人とは技芸にすぐれている人、またその分野で評判の高い人という意味。 江戸時代では、囲碁・将棋で九段の技量を持つ最高位者に与えられた称でもあります。我々の仕事に置き換えると、塗装名人・防水名人ということになり、それを目指しております。
お客様にとって何が良いものなのか?価格、技術、マナーなど色々評価基準はありますが、残念ながら平素技術の分野はあまり評価されていないと感じています。
それはお客様にとってはどこに頼んでも同じ技量だろうと思われているからではないかと思うのです。
実際は雲泥の差があるんですけどね・・・。
ここで言う“名人”とは、そうした技量の部分ではなく、もっとシンプルに、どの塗料が良いのか?という点です。お客様にとって、間違いない、選んで良かったと思って頂ける塗料をご提案したい、ご提案できるようになることが“塗装名人”だと思うのです。
カタログのデータだけではわからない
塗料がどんな性能を有しているのかを見るには、実際に塗料を塗って外に暴露しておくのが一番です。カタログ上のデータではわかりません。
例えば大同防水ではこのように12種類の塗料を鉄板に塗ったものを雨風が当たる外部に投げっぱなしにしています。
これは汚れにくさを見ているのですが、1社のメーカーの塗料だけでは比較にならないので、低汚染性(汚れにくさ)を謳っているメーカーの塗料を比較しているのです。
こうすればカタログのデーターや呼称に惑わされることはなくなります。
しかしこれでは一つの塗料のデータを取るのに10年かかってしまいます。そこで“宮古島”です。暴露試験場があるのですが、この度ここに畳一枚分のスペースを借りました。
畳一枚のスペースを借りるコストは公表できません(笑)10年契約ですから、相当な金額です。もちろん弊社単独ではなく、団体として借りました。
大同防水は日本塗装名人社の広島店でもあり、名人社としてこの暴露試験場を借りたのです。理由は先に述べたとおり。“名人”であるために。
ホームページ上では公表できませんが、ここで色々なメーカーの塗料が暴露試験を行っています。中にはカタログデータとは程遠い結果が出ている塗料もあります。
次々と新しい塗料が生まれてくる中で、本当の本当には何を信用すればよいのか?その答えは宮古島にあります。
厳しい条件下の宮古島で長持ちする塗料が良い あるいは、厳しい条件下の宮古島で汚れない塗料が良いということだと思うのです。
2018年4月に品川も現地に行って参ります。