品川真一
工事が終わったらお客様にアンケートをお願いしているのですが、アンケートの中にどこで大同防水を知りましたか?という設問があります。そこに驚くべき回答がありました。
これはおそらく、お施主様のご友人の方の御宅の近所で大同防水が工事をしていたときに良い印象をもっていただいたということなんだと思います。ありがとうございます!
ご友人の方が大同防水で施工いただいていてうちを勧めて頂いたということならわかるのですが、工事をしている近隣の方から勧めていただけるというのは社長としても驚きでしたし、非常に感慨深いものがあり、スタッフを緊急招集しました(笑)
品:「おい、君たちはいったい現場で何をやってるんだ?!」
ス:「えっ・・・??? な、何かありましたか・・・?」
品:「このアンケートを見てみろ。」
ス:「・・・。」
品:「・・・。」
ス:「え・・・?」
品:「M様は、うちが工事させてもらったOB様のご紹介ではなくて、OB様のご近所の方からのご紹介だったようだ。君たちはご近所様から良い評価を頂くことが多いが、一体現場で何をやっているんだね?何か特別なことをやっているのなら教えてくれないか? 」
ス:「マニュアル通りにはやってますが、特にこっそり何かをしているということはないです(笑)」
品:「そうか(笑)。でも評判が良いのは素晴らしいな。職人たちにも感謝を伝えておくようにな。」
このような会話です。
手前味噌で恐縮ですが、ご近所さんからの評判はなぜか?良いんです。一つ現場を施工すればご近所様から問い合わせが来るパターンが増えています。それは工務部の努力だけでなく職人たちも皆が心がけてくれている成果だと私は信じていますが、、、
実は昔、近隣から受注することが難しくて、どうすればできるのか真剣に学びたいと思っていた時期があり、大阪や神戸の同業者に会社訪問したりセミナーを受講したりするなど勉強したことがあります。
教わったのは確かに目から鱗なテクニックでした。普通にやっているようなことではなくて、あえてそれを創り出すようなテクニックでしたから、凄いなとは思いつつ、うちのスタイルには合わないなと思って実践するまでには至りませんでした。
ただ、学んだことからヒントを得て自社なりのマニュアルを策定しました。それから数年が経ちじわじわと紹介率が上がってきています。
例えマニュアル通りにやっているだけであっても、成果が出るマニュアルは正解だということになります。私は、個々の能力に委ねるのではなくマニュアルをしっかりつくってマニュアル通りにやれば誰でも成果が出るようにしたいと思ってます。
上手くできないのは自分の能力ではなくてやり方が悪いだけ。やり方を変えればできるようになると思っているし、そうした方がスタッフの精神的負担が少なく済むからです。
紹介率が0%だったのに今では40%弱まで伸びて来ました。会社を経営していると何か劇的なテクニックを得たいと思いがちですが、やはり当たり前のことをコツコツと継続することが成果を産み出すんだなと感じています。
とにかく、どなたかは存じませんがご紹介頂いた方に心から感謝申し上げますとともに、現場の最前線で頑張ってくれているスタッフ関係者たちに心からの労いと感謝を贈りたいと思います。
ありがとうございます!
・・・と言ってる間に郵便屋さんが来られてアンケートが二通返ってきました。封筒を開封するのが怖いです・・・恐る恐るブルブル震える手を抑えながら開いてみました・・・
W様、ありがとうございました!
Hさま、ありがとうございました!
毎回アンケートの封筒が返ってきたらビビりまくっているのは本当です(笑)
ではまた~