品川真一
人は自分で気付いていない心の奥底に眠っている感情を無意識に呼び起こしてしまうものなのかもしれません。例えば、新しくできた恋人に対して昔好きだった人に似ている部分を探したりなどです。
昨日は来客があったので午前中はいつものように大掃除をして、午後から日曜大工で息子とバーベキューグリルを組み立てたのですが、完成形を見てふと思いました。ん?どこかで見たことあるぞ?
アスファルト溶解窯じゃないか(笑)煙突も温度計も一緒。
泣く泣く手放したアスファルト溶解窯ですが、無性に恋しくなりました。窯は手放したのにバーベキューグリルは手に入れる・・・たまたま似ているので感傷的になっているだけかもしれませんが、人間って勝手だなと思いました。
アスファルト溶解窯は防水をするために使うのですが、臭いと苦情がよく出てたのでなんか可哀そうだなと・・・。バーベキューグリルを使うと人に喜ばれる。似たような姿をしていても使用用途で真逆になるなんて・・・。
まぁとにかく、手放したら手放したでふと寂しくなったりするものですよね。
バーべキューグリルは個人の所有物ですが、家族やスタッフ、友人らを楽しませるために大事に使って行きます。
ちなみにこのグリル、私は職人なのでなんとか大丈夫でしたが、一般の方には組立はちょっと大変な部類かもしれませんのでご参考までに。
ではまた~