品川真一
久しぶりに東京出張して来ました。広島はジメジメしてますが東京は夏でした。目的は遊びや旅行ではなく第6回雨漏り鑑定士認定試験です。
とはいえ、試験を受けに行ったのではなく、認定講座の講師として行ってきました。もちろん私は雨漏り鑑定士です(笑)これで私が雨漏り鑑定士の資格を持っていなかったら詐欺ですよね(笑)
今回は42名の方にご受講いただきました。広告費0、Facebookページとホームページでしか告知していないのに、多数のご受講をいただきありがとうございます。
看板も出てないのに行列が出来るラーメン店みたいな感じでしょうか?今はそのレベルだとしても、我々はゆくゆくは全国チェーン店にしていくつもりです。
当日現場ではトイレや廊下や喫煙所で受講者さん達の声が聞こえて来ます。テスト後には「難しかった~」という声が多かったです。次に、「あれは塗装屋さんや防水屋さんはかわいそうだわ」という声も結構聞こえてきました。
要するに、自分は総合建築業だからまだいいけど塗装職人や防水職人などの専門業者には難しいだろうということが言いたかったのではないかと思いますが、個人的には完全に否定したいと思います。
なぜなら、我々雨もり119の会員の9割が塗装・防水業者であり、つまりは現在国内の雨漏り市場において最前線で活躍しているのは建築家ではなく、塗装・防水職人だからです。
確かに構造知識が豊富な建築家の方が本来は有利ですが、経験というステージでは塗装・防水職人の方が有利です。そしてもっと言えば塗装業界と防水業界だと塗装業界の方が勉強熱心だし、行動力があります。とにかく素直です。
素直さって大事で、下手に知識があると先入観が邪魔してしまうことがありますが、知識がない分素直に受け止めて実直に行動できるというのが塗装業界の特徴ではないかと思います。
いずれにせよ、職業によって偏見を持つ必要はなくて、雨漏りの専門家を目指したいという目的が同じならば、同志として互いに尊重し合い、切磋琢磨して業界全体の底上げになるように腕を磨いて行ってもらえたらなと願うばかりです。
なぜなら我々が主役なのではなく、雨漏りに困っている方々が主役ですから。
私が認めている雨漏りの専門家はみんな本業が塗装屋さんです。塗装屋だから、防水屋だから難しいなんて思わないでいいです。
第一、講師の私は元防水職人だっちゅうの(笑)
難しいなら、私が簡単にします。
合格発表は7月初旬です。
ではまた~