品川真一
事実というものは存在しない。
存在するのは解釈だけである。
—ニーチェ
世の中は解釈だけで動いていますよね。
子供の帰りが遅いと事故にでもあったのではないか?と心配になりますよね。でもたいてい、友達と話していて遅くなったというパターン・・・。
親の解釈です。心配かけるなと子供に伝えると、子供は「子供じゃないんだからそんなに心配しなくても大丈夫なのに」なんて言いません?いや、まだ子供だろと(笑)
このように事実と解釈が交錯するからうまく行かない。というより解釈しか存在しないのに事実をぶつけても解決しません。解釈を詠む必要があるわけです。
私たちは工事を売る側でお客様は工事を買って下さる側。私たちはプロでお客様は素人。
その間にも解釈しかないから、ハナから言葉無しでの意思疎通など出来るはずがないんです。
“信頼ではなく期待”
どこまで行っても私達が説明しなければならず、徹底的に向き合わなければなりません。
後手に回らず私達が先回りして、お客様を安心させてあげることが大事だと思います。
今日は、来週から塗装工事に着工する現場にどの下塗り材が良いかを判断するため、試験的に3種類の下塗り材を試験施工した画像です。
地味な作業ですが、確実な密着性能を出すために必要な工程です。明日クロスカットをして最も密着している下塗り材を選定します。
メーカー指定の下塗りだから大丈夫 これも解釈です。本当に密着するかどうか、事実を追求する必要があります。
ではまた
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