品川真一
ウォーキングデッドシーズン4・第8話でガバナーが過去の恨みを晴らすために人質を取り
戦車に乗ってリックたちが住む刑務所をいますぐ明け渡すように脅しに来るシーンがあります。
リックは過去の恨みを捨て刑務所で共に暮らそうと申し出るも、ガバナーはハーシェルの首を落として攻め込んでくる。そして全面戦争になって誰も住めなくなるという話。どこかで聞いたような話ですね。
ウォーキングデッドは単なる人類の存亡をかけたゾンビ映画ではなく、こうした人間ドラマで様々なことに気付かされます。
その他のリックの名言で「情けは怒りに勝る」というのがあります。これもいろんな実生活の場面に当てはめることができます。
今、リアルに戦争が起きています。恐ろしいことですし、バカげたことですが、自国防衛の重要性についても考え直さなければならない時が来たと思わざるを得ないのは残念なことではありますが、抑止力という力も必要なのかもしれませんね。
そしてもう一つの驚きは、世界中が戦争に反対していること。これは意外だったというか、喜ばしいことですよね。
人種の違いや国の違いや宗教や思想のはあれど、家族をころす戦争はしてはいけないという至極当たり前な価値観が多くあるということは私たちの可能性を示唆していると思います。
どうか平和を。平和の中での取引と良い意味での競争を強く望みます。