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20年前に施工した外壁の状態。

品川真一

品川真一

代表の品川真一です。ラジオは月1回ですがブログはほぼ毎日更新しています(笑) 外壁塗装のこと、防水工事のこと、雨漏りのこと、スタッフ教育や趣味など幅広いテーマで皆様のお役に立てるようなブログを更新していきます。

20年前に施工させて頂いたビルのメンテナンスをリピートでご注文頂きました。
前回も部分的な修繕だったのですが、今回も鋼製手摺の塗装や屋上防水工事が中心になります。

そしてこの物件、実は1階がブロック塀で出来ていて、ひび割れから雨漏りしてたんですよ。
現調に行ったときに、そういえば・・・と思いだしたのですが、私が施工したんです。

一般の方には分かりにくいかもしれませんが、マスチックローラーという穴が空いた特殊なローラーで
ゆず肌模様を付けているんです。これが結構難しいんですよ。

ヘタクソがやると、写真のように丸く仕上がらず凹凸部分の先端が尖ってしまったり、塗りムラが出来てしまうんです。
パターンの模様が少し丸く仕上げるのがコツ。希釈率の調整と直射日光が当たらないような環境下で施工する。

先端がとがってしまうと見栄えが悪いのもありますが、汚れが付着しやすくなってしまうんです。丸く仕上げるとゴミが引っかかりにくくなるので汚れにくくもなるんです。そして実はこの塗膜、中に補強のためにメッシュを入れています。

柔らかい高弾性塗材の間にメッシュを入れることで割れにくくなるんです。
20年経過した今でも全く割れてませんでした。さすがにチョーキングしてましたけどね。

工事は来年の予定です。
ではまた

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