品川真一
今日は職人が二人面接に来てくれました。
いいですね、30代はバリバリで、すべてにおいてパワーみなぎる世代です。
それから失礼ながら足りない部分も35歳までなら修正できる。
35歳までに誰と会うか?で人生が決まると思ってます。
良い会社を創りたいと常々思っているのですが、
良い会社には自然とお客様がたくさん集まってくるだろうし、社員や職人も向こうからやってくるものだと思ってます。
あのWDのニーガンも言ってました。
”人間は資源だ”と。
何をするにも人が要ります。人を集めなければ何も始まりません。
そうした意味では、私は営業に来られる方に対しても敬意を払います。
向こうから情報を持ってきてくださるわけですからね。
必要のない情報であるなら手にしなければ良いので。
なので買わなくても必ずお土産を持って帰ってもらってます。
それも必要なければ、手にしなければ良いわけですから。
運送屋さんも郵便配達さんもお客様も職人もみんな同じ。
会社に来てくださるのですから。
そうした想いで接することが重要と思ってます。
あるおばあちゃんが、会社に来られて、
「すみません、タバコを買ってこいと言われたのですが、店がどこにあるかわからないんですが・・・」と尋ねて来られました。
『ああ、それならこの道をまっすぐ行かれると右手にタバコ屋さんがありますよ。自転車が通りますから気を付けてくださいね!』
「ご丁寧にありがとうございました」 そう言って立ち去られました。
実は、このおばあちゃん、これで5回目なんです(笑)
でも、言う必要はないと思ってます。
うちの会社に立ち寄られて、そうして道を尋ねられることがおばあちゃんの日課なのでしょうから。
愛とは、無償で尽くすことではなく、相手が求めることを満たしてあげること。
そう学びました。