プライベートで日帰りでドライブに行ってきました。目的地は姫路城。片道約3時間・・・久しぶりに高速を運転したのでちょっと怖かったです。
息子が世界遺産に興味があるというので、受験が終わったら行こうという約束を果たしてきました。
姫路城の城主は歴代18人も居てよくわかりませんが(笑)、黒田官兵衛や秀吉も城主だったようで、重要な拠点だったことは想像がつきます。
平成の大規模修繕で鹿島さんが日本を代表する高度な技術で修繕されたということは、監理技術者講習でドキュメンタリー番組を見て知っています。
しゃちほこの交換に失敗したらいけないので、あらかじめしゃちほこを二つ造ったというエピソードが印象的でした。予備のしゃちほこは年代別に並べて出口付近に展示されていました。
実際に目で見て思ったのはとにかくしっくいの美しさです。屋根瓦のしっくいが美しすぎます!
城内に施工中の写真が掲示してあるのですが、左官さんが養生をせずにフリーハンドでしっくいを塗っている様子にびっくりしました。左官さんは絶滅しそうだと言われている中、こんなすごい技術を持っている職人さんがいるんだなと感動しました。
江戸時代にさかのぼり、何度も修繕を繰り返して原型をとどめている、時代を超えてこうした建造物が残されて行っているのはすごいですね。
これまでもいくつかのお城巡りをしてきましたが、あんまり深く考えておりませんで・・・ただ見学していた感じですが、なかなか楽しいものです。
そして今さらながら知ったのが有名な皿屋敷伝説、一枚・・・二枚・・・三枚・・・のお菊さんです。舞台は姫路城だったのですね!写真は怖いので撮りませんでした。
場内には33もの井戸があったとか。それは籠城戦になった時に水源が城外にあったのでは毒を盛られるので城内でも長期耐えられるようにしたのだとか。
ん~・・・考えてますね。
そして最も疑問だったのが天守閣です。細長い窓がいくつも設けてあるのに突風が入ってこないんです。高さは約30mあるのでマンションでいうと9階か10階に値します。
普通なら窓を開けたら突風が入って来ませんかね?それが全くなく、実に心地よいそよ風が入ってくるのです。たまたま当日の天気がそうだったのか、でも突風が入ってくるなら平素の見学も大変だろうし・・・もしかしてそういう設計??などと盛り上がりました。
それにしてもさすがは別名白鷺城と言われるだけあります。真っ白でした。
別の意味で・・・(笑)
はい、雨でした・・・どうやら息子は雨男のようです。
城はそもそも民や領地を守るためのもの。会社経営と同じです。
城の中には武器庫や井戸がたくさんあったように、会社も自社の強みを増やし内部留保をしっかり溜めて行かねば(笑)ってことですね^^;
ランチは近くにある卵かけごはんの店に行ってみました。ランチタイムを過ぎていたので並ぶことなく入れましたが、人気店らしくそれでも満席。
メニューは卵かけご飯のセット1種類で600円ちょっと。ご飯に味噌汁に漬物のみ。これだけだと ん・・・?って思うのですが、トッピングメニューがあり、梅干しや明太子やアナゴやいくらなどが350円追加平均で選べるようになっており、合計すると1000円くらいのコスパ。
でもごはんと自家製卵はお代わり自由というところがお得感をうまく出していて、これは利益出るだろうなと感心しました。
次は晴れた日に大阪城に行ってみようと思います。