品川真一
最近、雨樋に落ち葉が詰まるからなんとかして!という問い合わせが増えています。
こうした物件を見ると近くに山があったり木があったりします。そこで木のことを勉強した当時はわけわかりませんでしたが、復習してみようと思います。
まず木には大きく分けて針葉樹と広葉樹があります。針葉樹はクリスマスツリーのように三角に育つ木。そもそもは針葉樹しかなかったそうです。
一方で広葉樹は葉が丸く広がって横に成長して行くような木で針葉樹から進化したそうです。
次に、落葉樹と常緑樹の違いです。この辺からちんぷんかんぷんになります(笑)
落葉樹は読んで字のごとく葉が落ちる木で一定の条件で葉が落ちます。一方で常緑樹は読んで字のごとく一年中葉が落ちない木のこと。
そもそも葉にはふたつの役割があります。光合成と体温調整です。
要は、光合成を行って栄養や酸素を創り出したり、水分を蒸散して体温調整をしたりしている葉が乾季に落ちることで木が蓄えた水分を維持しようとしているのです。
ということは、広葉樹に落葉樹が多いことになります。
広葉樹・・・ケヤキ・クリ・ナラ・タモ・キリ・ブナなど
針葉樹・・・ヒノキ・スギ・ツガ・アカマツ・クロマツ・ヒバなど
つまりお家の樋を詰まらせる葉は広葉樹で、近くに広葉樹があるということになります。まぁ家の裏が山とかの立地だとどの木がどれかなんてわからないと思いますが・・・(笑)
針葉樹か広葉樹かはどうでも良いので(笑)、とにかくこのような立地にある家には落ち葉除けネットの設置をお勧めします。
軒樋の中に網が入っているため葉は網の上に引っかかりますが樋の中には入りません。そして葉が乾けば風で飛んでいきます(笑)どちらにしても落ち葉の掃き掃除はしないといけませんが、樋の中を毎年掃除するわけには行きませんからね。
家の裏に山がある、大きな木があって樋が詰まるんだという方はご相談ください。
樋の落ち葉除けネットだけの工事も承っておりますので。
ではまた~