品川真一
なんでも問題は起きない方が良いのは当たり前ですが、我々のリフォーム工事現場では時としていろいろな問題が起こるものです。
今日、足場解体中に誤って樋を破損させてしまうという事故が発生しました。
しかも破損したのが二階の樋なので、樋を補修するまで足場が解体できなくなってしまいました。
でも今日中に足場を解体しないと明日予定している波板張替えができなくなるので部分的に残して他は解体しました。
ちょうど私は呉市のお客様宅にお引き渡しに訪問していたため、事故が起きたことは後で知ったので指示を出せませんでした。
こうしたトラブルが起こった時こそ、その会社の本質がわかるものです。
11:22事故発生
13:05破損樋交換
14:00素地調整、中塗りまで塗装
なんと!!
この後乾燥を待って上塗りを塗れば完了なので、今日中に現状復旧は完了という事になります。外が暗くならなければ今日中に解体までいけましたね。
樋を破損させてしまったことはもちろん良くないことですが、事故が起こった後の対応のスピードは超が付くほど素晴らしいと思います。
樋現状復旧までのフロー
1.割れた樋を外す
2.新しい樋を接続する
3.サンドペーパーで素地調整
4.清掃
5.中塗り
6.上塗り
このように6工程かかるんです。さらに足場を入れたら8工程になります。これをよく短時間で対応したなと感心しています。しかも私の指示なくスタッフと職人たちだけで対応したことなので、余計に素晴らしいです。
「何も起こらない」ではなくて「何か起きてもきちんと対応する」会社を目指しているので、彼らは方針通りの仕事をやってくれていると思いました。
事故は起こしたけどあっぱれ!です。
ではまた~