業者選びのポイントはたくさんありますが、時間がない人のために特に重要なポイントを5つまとめています。
このページだけ見れば良い業者を選定できます。
1.創業年数が10年以上の会社を選ぶ
突然ですが、もしもあなたが会社を起業したとして、10年後にその会社が生き残っている確率は何%くらいあると思われますか?
実はたったの6.3%しかありません。
起業した会社は93.7%の確率で10年以内に倒産するというデータがあります。これを企業存続率といいます。恐ろしいデータですが、どうしてこうなるのかを検証してみます。
起業した当初は取引先がないため、新規取引を獲得するために他社より安く売らなければなりません。一方で、会社を経営していくためには粗利益が必要なので、少ない粗利益で我慢しながら社員を増やして広告をうって行かなければなりません。
これは、休まずずっと走り続けて喉が渇いているのにほとんど水を飲まずに走り続けるマラソン選手のようなものです。ゴールまでたどり着くには相当な体力が必要ですよね。
脱水症状で途中棄権する、これが倒産です。
もしもあなたが契約しようとしている塗装会社の創業年数が浅くて若い会社だったら、*10年後にはその会社は存在していないかもしれない、存在している可能性はたったの6.3%しかないということです。リスキーではありませんか?*20年になるとたったの0.4%しか生き残れません
いくら見積金額が安くても10年以内に倒産されたら困りませんか?なぜなら保証の意味もありませんし、何かトラブルが起こったときに対応してくれる会社が存在しなくなるからです。
創業年数は少なくとも10年以上の会社を選ぶこと、そして創業年数は長ければ長いほど安心です。その会社の創業年数に着目してください。
2.Googleクチコミは量より質を見る
評判の良い会社に頼みたいですよね。多くの方がGoogleレビューやエキテンなどのクチコミ情報を参考にされるでしょう。
ところが残念なことにクチコミが実際に利用したことがない人が書いたサクラであったり、自作自演のクチコミであることもあります。
本物のクチコミかどうかはクチコミ数だけではわかりませんが、一件一件読んでいけばそのクチコミが本物かどうか実はかんたんにわかります。
なぜなら、良い商品やサービスを購入してみてとても良かったなら、その感動を誰かに伝えたいという内発的動機が働くので、おのずと文章が長文になったり、画像が添付されていたりするからです。
にもかかわらず短い言葉でたった一行、”頼んで良かったです”みたいなクチコミは不自然なのです。そんなクチコミばかりが多い会社は、ただ数で武装しているだけの可能性があります。
クチコミは数ではなく質を見るようにしましょう。
3.アフター点検を実施している会社を選ぶ
住宅業界では、大手ハウスメーカーはしっかりアフター点検を行っていますが、地元の*小さな工務店でアフター点検を行っている会社はほとんどありません。*お客様にアンケートで調査しました
アフター点検を行わない理由としては、社員が少なくアフターサービスを充実させられなかったり、アフターサービスよりも新規顧客の獲得や目の前の現場に時間を取られて手いっぱいということが考えられます。
住宅業界でさえそうなのですから、我々塗装業界はさらにアフター点検を行っている会社は少なくなります。
あなたが契約しようとしている会社はアフター点検を実施していますか?口頭説明ではなく本当にアフター点検を実施していることがわかる提出資料や履歴を確認されましたか?*画像は弊社のInstagramのコンテンツです。
どこの会社もアフター点検に来ます!と言います。でも来ません。本当に来てくれたという話を聞いた試しは一度もありませんから。
向こう10年間安心して暮らせるためにも、ちゃんとアフター点検を行っている会社を選ぶようにしてください。
アフター点検を行っている会社は自信があるということですし、何かあっても対応する姿勢だということです。
4.施工物件を見学させてもらう
塗装会社の商談は塗料のカタログを中心に、塗料の性質や耐久性の長さを謳うスタイルが多いと思いますが、カタログだけの説明でわかりますか?信用できますか?
本当に説明通りに長持ちする塗料なのか?本当にカビが生えにくい塗料なのか?商品が商談テーブルにないのに高額なリフォーム工事を注文することに抵抗はありませんか?
これは実はかんたんに解決できます。商品がないのではなく商品はあるからです。
業者に勧められた塗料で塗ってある施工物件を見せて貰えば良いのです。それこそが商品ですから。つまり施工物件の見学です。
その塗料を塗って5年、7年、10年経過している施工物件をあなたの目で見て確かめることが出来れば一番確実ではありませんか?
本当に10年経っても綺麗ならその塗料は汚れにくいということですし、北面にカビが生えてないならカビも生えにくい塗料であるということの証明になります。
カタログに載っている耐候性促進試験データや宮古島の暴露試験データも、あなたが実際に見たデータではありません。何よりも事実を示す実際のデータは、施工物件を自分の目で見て確かめることです。
“個人情報だから施工物件を見学することは出来ません”と断られるかもしれません。最もらしい理由に聞こえますが、ではどうしてホームページに施工事例がたくさん載っているのでしょう?それも個人情報ですよね。
あるいは工務店が完成見学会を開くのは何故でしょうか?家が完成したらお引渡し前に新築を考えている人のために自社の施工物件をみてもらいたいからですよね?
引渡しするまでは確かに所有権は工務店にあるのですが、それでも施主の許可がなければ完成見学会は開けません。つまり、施主が許可しているから出来ることであって、それは双方に信頼関係があることの表れなのです。
施工物件の見学ができる会社は、お客様との関係も良好であるということなので施工物件を見学させて貰いましょう。
5.会社に行ってみる
外壁塗装工事は100万円を優に超える高額なリフォーム工事であるにもかかわらず、その会社に一度も行ったことがないまま契約する方が意外と多いのですが、大丈夫ですか・・・?と心配になります。
確かにお客様も忙しいでしょうし、時間がないという理由があるのだと思いますが、ホームページやSNSを見ただけで判断するのはお勧めできません。
外壁塗装工事は下手をすれば新車で軽自動車が買える金額ですよね?自動車を買うならディーラーに行って、その車のドアを開けてみたりハンドルを握ってみたり座ってみたりしませんか?
その会社がどこにあるのかも知らず一度も行ったこともないまま契約するというのはあり得ないことなのです。住所を頼りに行ってみたところ、会社ではなくアパートの1室だったらどうしますか?それでも契約しますか?
会社に行くのはその会社が本当に存在しているのか、社員が居るのか、滞在時に電話が鳴るか、スタッフの対応など、見るポイントはたくさんあるのです。自分の目で確かめられるものはちゃんと確かめた方が良いです。
契約しようとする会社には必ず足を運んでく会社を見に行くようにしましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?3社から相見積もりを取るとすれば、業者はまず現場を見に来る、図面をコピーさせてもらう、商談に来てもらう流れになります。
3社から見積もりを取ればこれを3回繰り返すことになりますから、立会いながら業者を選定するには少なくとも1ヵ月はかかるでしょう。
この期間精神的にも辛抱しないといけないですし、時間もかかるのでお客様にとっては大変な労力ですよね・・・。
その中で自分に合う業者を見極めるためには、上記の5つのポイントだけ抑えておいて条件を満たしている会社に決めればまず大丈夫です。
最後に、当然ですが大同防水は上記の条件をすべて満たしています。なんだ自画自賛かよと揶揄されるかもしれません(笑)
でもお客様の声に従ってコツコツ会社を創っていけば、そうなって当たり前ではないでしょうか?そしてホームページに公開することで是非真似をして貰えたら業界の底上げになるという思いでこのページを作りました。