品川真一
同業者が倒産したとの情報が入って来ました。100%先払いで未だに足場が組んだままの現場もあるとか・・・
お客様は気の毒ですね。
我々の業界はリフォームなので、まだまだ仕事はたくさんあるはずなのですが、全国に仲間が居る品川情報では業界は反響がかなり下がっており過去最低だと言っている後輩もいます。地元NO.1の有力店でもです。
メンテンスの必要性があるお家がいくら存在していてもお金を出すのは住まう人ですから、その住まう人がリフォーム工事をしなければ我々は不要になる、やがて淘汰されるわけです。
物価は高騰し賃金は上がらず、税金は高くなる一方・・・消費意欲が下がってしまうのは当然でしょう。こんな日本を創ったのは政治の責任です。選挙はそんな日本を変えるチャンスですから、投票に行きましょう。
こんな状況下でどうやって会社を存続させて行くかですが、私のアンサーは、やるべきことをしっかりコツコツと継続して選ばれる当たり前の会社であり続けることです。
もはや小手先だけのテクニックで安定経営が出来る時代ではないので、しっかりした会社経営を行っていないと淘汰されてしまうという危機感はいつも持っています。
景気が悪くてもリフォームされる方が居なくなるわけではないので、それでもリフォームしようと思われる方から選ばれる会社になれば生き残れると思ってます。
やってみて何か問題が起きたら分析し、直ちにマニュアルを改善する。何が大変かといえば、これまでやって来ていないことに新たにチャレンジするわけで、最初はまずうまく行かないという点。ストレスなくできるようになるつまり、習慣になるまでが大変なんです。
むしろそれこそが会社創りの楽しみと言えるので、そんな私について来てくれる今のスタッフたちと良い会社を創っていきたいと思います。
そして!!
誠に潜熱ながら申し上げますと、お客様にも勉強して頂く必要があろうかと思います。失敗しないために業者選びの法則だけは勉強して頂きたいのです。最悪な選択をしないように。
「値引きしますからその代わり現金100%先払いでお願いします」
こんなことを言う会社は信用してはいけません。自転車操業だからそう言うのですよ。
その他、頼まない方が良い会社の条件は・・・
・創業年数が若い会社 →10年後の企業存続率は6.3%しかない
・アフター点検をしない会社 →工事が終わったら終わり二度と来ない
・言えばどんどん価格が下がっていく会社 →利益が減るから会社の存続が厳しくなる
・アレもコレもサービスしますと言う会社 →もはやボランティア
・塗料の耐久性ばかりを前面に押し出して来る会社 →他にPRポイントがない
などなど。
ありますから、これを知っておいて避ければ失敗するリスクは減らせます。
難しいことじゃないんです。結婚相手を選ぶと思えばいいんです。
どんな相手と結婚したいか?を考えてみてください。
酒豪と結婚したいですか?
ギャンブル依存症と結婚したいですか?
浮気性と結婚したいですか?
そんな人はいないはずです。でも離婚の原因のほとんどがこれです。
きっと、
経済力がある人
浮気をしない人
酒におぼれない人
が良いはずですよね?最低限。
ということは、お客様が選んだ会社の社長が、自転車操業で、多角経営に気を取られて、キャバクラにガンガンお金を落とすような人間だったらまずくないですか?
自転車操業がどうかは調べればわかります。塗装屋なのに飲食店もやってますなんて会社は危ないです。よく飲みに行くとかゴルフ三昧だとかはSNS見ればわかります。
とにかく、真面目にコツコツとやるべきことをやってれば倒産しないはずなんです。失敗する経営者は必ずお金の出口を間違えてますから。
かくいう私も昔はよく飲みに行ってましたよ。付き合いも大事だと思ってましたしちゃんと仕事に繋がってましたからね。でもあるときフッ・・・と思ったんです。この接待交際費を広告費に替えたらどうなるんだろう?と。それが野立て看板の始まりです。
お客様は自分が頼んだ会社は大丈夫だろうと思われたから選んだのだろうと思いますが、倒産する会社を選んでしまったことは残念ながら最悪の選択をしたことになります。
そうならないためにも、どう業者を選べば良いのか?をお客様にも勉強して頂きたいのです。
もちろん我々ももっと伝える努力をして行かねばなりませんが、シンプルに、大同防水を選んで下されば間違いないです。うちも継続できますしね(笑)
ではまた~