品川真一
寒いですね~ 寒いのが苦手な12月生まれの品川です(笑)
さて、そんな中牛田新町に現調に行って来ました。
お施主様と少しお話させて頂く中で、【どこに頼んだらいいかわからない】というワードが出て来ました。どこまで行っても永遠のテーマですよね。
極論を言えば、お家の隣に塗装屋さんがあったとしても頼むとは限りませんよね。
【どこに頼んだらいいかわからない】のワードの後ろには【騙されたくない】【しつこい営業をされたくない】【失敗したくない】【怖い】という感情が隠れていると思います。
とはいえ、数社から相見積もりを取るというのは悪い気がする、なんて気持ちもあるのではないでしょうか?
プロとして、ヒントを差し上げます。
Q.営業マンの名刺をちゃんと見ましたか?
A.有資格者なら名刺に保有資格を記載しているはずなので、営業マンが建築のプロかどうかを確認する
相見積もりを取るとA社とB社が言うことが違ったりしてどちらを信用すれば良いのかわからないですよね。そうした時は、営業マンの資格で判断されると良いと思います。
国家資格を持っているということは、その人は自分に投資して勉強し知識を身に着けた専門家であることを国が認めてくれているわけですから、まず信用して間違いないと思います。
Q.気になっていることを全て質問しましたか?
A.気になることや不安な事は遠慮せず質問する
営業マンは自分が売りたい商品を売って来ますしノルマがあればどうしてもノルマを達成しようとしつこく食らいついてきます。お施主様のためを思っての提案なのか?営業マンや会社の都合での提案なのか?質問を投げかけるとだんだん見えて来ます。
最もイケないのが、〇〇になると思っていた、〇〇して貰えるものと思っていた、というような思い込みで工事をスタートしてそのまま終わってしまうことです。
〇〇になると思っていたことを、契約前に質問して確認すべきなんです。プロとしての知識とお客様の抱いているイメージに温度差があることは多々あるので、思っているだけじゃなく言葉にして伝えることが大事です。
例えば外壁にひび割れがあったとします。ひび割れを直して塗装するわけですが、問題はそのひび割れが目立たなくなるかどうか、あるいはまったくわからなくなるかどうかではありませんか?
ここが質問ポイントなんです。①ひび割れは全く分からなくなるのか?それとも②多少はわかるけどぱっと見目立たなくなるのか?それとも③目立ってしまうのか?を事前に確認して、どうして欲しいのかを伝えることが大事になります。なぜなら、補修方法が変わってきますし補修費用も異なるわけです。
①を希望していたのに完成したら③だった・・・こうした思いのすれ違いが失敗なのです。
思っている事は全部伝えるようにされると良いですよ。もちろん、営業マンもお施主様のウォンツを引き出す必要がありますけどね。
ではまた~