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品川真一

代表の品川真一です。ラジオは月1回ですがブログはほぼ毎日更新しています（笑） 外壁塗装のこと、防水工事のこと、雨漏りのこと、スタッフ教育や趣味など幅広いテーマで皆様のお役に立てるようなブログを更新していきます。

パンドラの箱を開けてしまった　という表現があります。過去に開けてしまったことがあるかもしれないしないかもしれない品川です（笑）

だいたい、箱を開けて良いものが入っている試しがありません。箱の中に良いものが入ってるのはドラゴンクエストかファイナルファンタジーくらいです。

小学生の頃タイムカプセルってありませんでした？将来の夢とか、残したいものを箱に詰めておいて成人の時に掘り出すアレです。

私の時は酷いものでした。まず、タイムカプセル掘削イベントに誘われてません（笑）なので友達が開けてくれて友達から渡されました・・・（笑）

それでもドキドキしたんです。小学生の頃の自分がどんなことを考えて未来の自分に何を期待していたのか？それがわかるのですからね。

さてと、開けてみてびっくりしました！なんとそこに入っていたのは、？マジックの箱の切り抜きと100点の算数のテスト2枚と将来の夢はマラソン選手と書いた紙でしたから。

ちっさ。

こま。

マラソン嫌いやん。

ていうか、？マジックの箱の切り抜きってなにこれ？と思いました。

でも思い出したんです。

？マジックはこれです。何色か箱に入っていて何かのイベントの時に使ってたんですが、たまにしか使わないからキャップが開かなくなるんですよ。

そこでこの開かなくなるキャップを簡単に誰でも開けることが出来る方法を教室内で見出したんです。

机のサイドについている給食袋をひっかけるフック。ここにマジックを挟んで回すとかんたんにキャップが開くということを！！

フックがだんだん細くなっているところがポイント。広い部分から突っ込んで引っかかるところまで移動させたら回す。天才ですね私（笑）

だから、たぶん、その発明を後世に残したかったんでしょう（笑）

とまぁ、このようにですね、箱の中に金が入っているなんて試しはないんですよ。中身はいつも落胆や悲しみなんです（笑）

どうしてこんなものを入れたのか？を考えたら、やっぱり自慢だったり褒めて貰いたいからなんだろうと思いました。なんだよ普通の小学生じゃないか・・・

これがパンドラの箱の正体です。

悲しみ、裏切り、不安、恨み、争い、嫉妬、後悔、病、死、貧困・・・パンドラの箱にはさまざまな災厄が入っていると言います。携帯電話もパンドラの箱です。決して開いてはいけません（笑）

パンドラの箱はギリシャ神話ですが、一番最後に箱に入っていた（残っていた）ものが希望というお話なんですが、さまざまな災厄が飛び出して行ったのに希望だけが箱の中に残っていたには何故か？ということについて諸説あるようです。

私なりに解釈してみましたが、もしかすると「希望」こそが人間にとって最も災厄なものと言えるのではないか？と・・・。

タイムカプセルを開ける時に私はどんなに自分を驚かせてくれるのか？と期待しました。希望を持っていたのに裏切られたのです。

絶対に勝てないのに勝利を信じて戦い続けた戦争・・・人に持たせることで最後まで人を突き動かせるもの・・・それが希望とも解釈できます。

ひとことで言えば、絶望的な状況や終焉を認識させない・しないことで現実とはかけ離れた行動を起こさせる魔物と言えませんか。

その他の災厄はすべて結果というか、完結していますよね。感情、後悔、死、貧困、これらは結果が出ている（完結している）のに、希望を持ってしまうと結果が得られないのです。ギャンブルに例えると分かりやすいです。

正しい解釈は分かりませんが、普段プラスの意味で使っている希望という言葉や概念が、もしかすると一番恐ろしい災厄なのかもしれないな・・・と思った品川でした（笑）

ただ、今日までの自分を生かしてきたのは反骨精神と希望だったことは否めませんし、希望をプラスに捉えどんな時も捨てないようにして生きています。

が、やっぱり完結していないので、まだまだ頑張って行かねばならないということですね（笑）

人生そのものがパンドラの箱ですね（笑）

ではまた～