品川真一
外壁に蔦(つた・ツタ)が付着しているお家がありますが、蔦が伝ってきたら(だじゃれじゃありません)即除去されることをお勧めします。
蔦の密着力と言ったらセメンダインをしのぐほど強力でこの通り、外壁の塗装を剥がしてしまうほどです。オレンジ色のリシンが剥がれて白いモルタルが見えています。
既存の塗装のリシンは粒々なのでザラザラしてますが、リシンが剥がれたところはツルっとしているので、このまま塗装するとザラツルッザラになり目立ってしまうので、ツルっの部分にザラを付け直してから塗装する必要があります。(リシンが剥がれた部分だけリシンを付け直す)
まず蔦ですが、皮すきで撤去するのは難しいので、ハンドバーナーで焼きながら皮すきで撤去して行きます。炙りねぎまよのイメージです。それからリシンのパターン補修なので手間がかかるんですよ。
実はこちらのお写真はお客様宅で、少しでも予算を落としたいとのことで、この蔦撤去とリシンのパターン付け補修はDIYでやられるというご契約になり、着工日までにDIYして頂いてからうちが塗装させていただいたという形式でした。
驚いたのは蔦の撤去と補修の品質です。プロ顔負けの品質で、もしかしたらうちが施工するよりも上手かもしれないな・・・と思うほど上手だったんです。
さらに、こちらのお客様は弊社で施工したいただいたOB様の(仮)S様のご紹介だったのですが、ご紹介下さったS様も蔦の撤去作業を手伝われたとのことで再度を御礼をお伝えしたところです。
なんかイイですね。お友達のお家のDIYを手伝われて(手伝って貰えて)、プロとコラボするなんて、なんか素敵だなぁと思いました。私の家を塗装するときも友達が手伝ってくれるかと言えば、まぁお願いすれば手伝ってくれるかもしれませんが、なかなかないことだと思います。
ビフォー・アフターもご覧の通りです。蔦の痕はほとんどわかりませんでした。これは今をときめく断熱ガイナで塗り替えました。当初の契約では違う塗料だったのですが、電気料金が上がったことで急遽、ガイナに変更されました。
今年の夏は暑いので断熱効果が出てればいいなぁと願うばかりです。
ではまた~