品川真一
今日は第三金曜日。第三金曜日といえばFMちゅーぴーラジオ”しんちゃんの失敗しない外壁塗装”生放送の日ということでスタジオに行ってきました。
今日のテーマは、電気代が高騰している中で塗装で出来る節電対策についてお話させて頂きましたので、いつもどおりおさらいをしておきます。
星の数ほど存在する塗料の中で、節電を真正面から謳っている塗料があります。日進産業のガイナという塗料です。この塗料は唯一「ガイナで見積もりをお願いします」と名指しで言われるほど認知度が高い塗料で省エネ大賞も受賞しています。
塗料の成分の70%の占めるセラミックビーズは中空バルーンいわゆる、中が空洞になっていることから、熱や音を反射させながら逃がす構造なのですが、ラジオのマイクを通して普通のペンキを塗ったフライパンとガイナを塗ったフライパンを叩いたときの音の違いを聴いていただきました。
ガイナには防音効果もあるので、雨の音が気になるという方、出窓の上に塗装するとか、笠木に塗装するとかにも使えます。じゃあ、全部ガイナでいいじゃん?と言われそうですが、そういうことではないんです(汗)
人間に得手不得手があるように、塗料にもそれぞれ得手不得手があります。ガイナの弱点を言えばずばり汚れです。低汚染タイプの塗料と比較すると若干汚れが気になるかもしれません。また塗膜表面がツルっとしておらず、ざらざらに仕上がるので、例えば雨が降った時に雨が塗膜の隙間に滞留しやすく、立地によっては藻の発生要因に繋がることも懸念されます。
なので、「わしゃあ、汚れてもええんじゃ!節電になるんならそれがええわ!」というような方にはガイナは◎ですが、見えないにしても屋根に藻が生えるのは嫌じゃ!という方は低汚染タイプの遮熱塗料が◎です。
このように、何を優先するかで塗料の選定を行うわけですが、汚れにくいガイナがあれば完璧じゃないか?ということで、弊社はガイナの上から光触媒コーティングを行う工法をお勧めしています。
熱の流入出は窓が50%、屋根が16%、外壁が9%、換気その他・・・という具合に、家の断熱性能を上げるには窓のリフォームが最も有効です。ペアガラスにするとか内窓を付けて窓を二重にするなどのリフォームです。
ただし、壁や屋根の断熱性能が健全に働いている場合のことですから、築年数が経過したお家では屋根や外壁の断熱性能が低下していることもあるので、ガイナを塗っても節電にはならないというようなことにはなりません。
立地条件によっても節電効果は違いが生じますが、必ず効果はありますので、ガイナを塗ることで電気代を抑えることが出来ます。
ただ、私も過大広告と言いますか大袈裟に煽ることはしたくないので実体験のお話をさせて頂くと、昔住んでいた家の外壁にガイナを塗ってみたら10%程度光熱費が下がりました。具体的には夏場のエアコンの設定温度が18℃から28℃に、冬場の設定温度が28℃から18℃に変わりました。
これは紛れもない事実です。しかも窓はすべてシングルガラスという厳しい条件でしたので、ペアガラスの家ならもっと効果が出ると思います。
そう言えば、自宅にガイナを塗装するのにガイナを注文しなければならないわけですが、その際必ず現場住所とお施主様名をメーカーに伝えないといけないんですが、もしも広島市の品川様邸と伝えると、社長の家なら安くしますよ!なんて忖度されそうだったので、偽名で注文したんですよ。
結局後でバレて、言って貰えたら安くしましたのに!とメーカーに言われました(笑)私はちょっと変わっているので、お施主様と同じ条件でガイナを購入して効果を体感しないと正直なお得感を得られないと思ったんですよ。
まぁそれは良いとして、ガイナの実験装置はショールームにありますので、ご興味のあられる方は是非塗膜表面を触ってみて下さい。体験したからと言っても別に買って頂かなくても結構ですから(笑)
情報収集がてら、お気軽に遊びにいらして頂ければと思います。
ではまた~