品川真一
梅雨明けましたね！やっと明けました・・・良かったな～（涙）今年はよく降ったので工事が思うように進みませんでした。これから盛り返して行きます。
さて、今日はFMちゅーぴーラジオしんちゃんの失敗しない外壁塗装の7月の生放送日（毎月第三金曜日AM9:20頃～）でスタジオに行ってきました。今月のテーマは「夏の塗装工事で配慮していることは？」というテーマでお話しましたので、フォローしておきます。
まず、外壁塗装工事をいつ施工するか？ですが、夏場は避けたいと思われる方もいらっしゃいますよね。その理由はおそらく”窓が開かないから蒸し風呂のように暑いのではないか”というイメージがあるからではないかと思います。
これ、実は逆に涼しくなるんですよ。こちらをご覧ください。外壁全面を足場シートで覆うのでお家全体が日よけシェード状態になるんです。
それを証拠に、足場を解体しますよと言ったら「え～？涼しいからしばらくこのままにしておいてくれない？」とよく言われます（笑）これホント。ですから夏に工事をすると室内が暑いということはありません。逆に涼しくなりますからその点のご心配は無用です。
次に、換気ですが、大同防水は工事中でも換気できる窓を数か所作っていますので、職人が帰る17：00過ぎから翌朝8：00過ぎまでは窓は開けられます。※一部
次に、外部で作業する職人の体力面を心配される方もいらっしゃいます。暑いからへたれるんじゃないか？（笑）
確かに暑いです。暑いですが、暑いからといって動きが悪くなるような職人なら職人にならなければ良かったんです（笑）私も20年間地獄の猛暑でも屋上で作業してました。今思えばよくやったなと思います。テントを張ったり冷蔵庫を設置したりしてましたね。
そもそも、暑いからヘタレて寒いから動きたくないと言うのだったら、年中エアコンの効いた事務所で仕事が出来る職業を選べばよかったんです（笑）この時期は空調服を着て作業しますし、休憩もこまめに取ります。それで絶対というわけではありませんが、足場の中もシートのおかげで日陰になるので大丈夫です。
次ににおいです。ほとんど水性塗料が中心なので臭いということはほぼほぼないと思います。一部溶剤を使いますがにおいの少ないタイプの弱溶剤を使っています。
エアコンは使えるのか？という点ですが、外壁塗装作業中においてはエアコンは使えます。ただ、ベランダの防水作業中はエアコンを使うと水が出てくるので、1.5日エアコンが使えません。
問題は屋根作業や屋上の防水工事です。これは日陰がない状態だと危険なので、日陰が出来る時間帯を狙って施工するか強制的に日陰を作るなどの対策が必要です。
何時の時期に施工するのが良いのか？については、人気があるのは秋です。しかし、秋は台風が来るから足場が心配だという声も多いです。
とすれば春が良いのかということですが、春は花粉や黄砂が飛ぶので塗料に混ざるのではないか？と言われる方もいらっしゃいます。じゃあ最後に冬ですが、気温が低いから固まらないんじゃないかと言われて、やる時期が無くなります（笑）
ですから、いつ工事を行っても天候はその時の運ですし、大事なことは雨が降る降らないとか気温が高い低いという大雑把なことではなくて、気温が5℃以上、湿度が84％以下の環境で工事を行うという国交省の基準を守ることが重要です。
台風時期には飛散防止対策や足場の倒壊対策を講じるしかありませんが、大同防水は台風が接近する前に足場シートを絞ったり足場の点検を行っていますので、これまで事故が起きたことは一度もありません。
今年の夏はどのくらい暑くなるのでしょうかね。次は節電対策についてお話しましょう。なんせ電気代がクソバカ高いですからね（笑）
ではまた～
お気軽に
満足度96.8％！
