Q.塗装業者に提案された塗料をネットで検索してみるとデメリットが書いてあり、何を信用すれば良いかわからなくなってしまいました。どうすればよいでしょうか?
はい、よくあることだと思います。わからなくなったらいったん塗装業者選びとは考えずに恋愛に例えてみる、これが大同防水がおすすめする方法です。
一体何を言ってるの?と思われたでしょうか?(笑)そう思われた方こそ、ぜひ最後まで読んでみて下さい。
業者選びを恋愛に例えてみる
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まず、お客様は3社から相見積もりを取られているとします。これを恋愛に例えると、3人の男性から告白されている状態です。お客様はこの中から誰か一人を選ぶわけですよね。
このときに、自分に告白してきた男性が言ったことを信用せずに、会ったこともないどこの誰かもわからない他の男性の言葉に耳を傾ける・・・?
おかしいですよね。
これが冒頭に書いた「塗装業者に提案された塗料をネットで検索してみるとデメリットが書いてあり、何を信用すれば良いかわからなくなってしまいました。」にあたるわけです。
よく考えてみてほしいのです。世の中に男性はその3人しかいなかったのでしょうか?
そうではないはずです。大勢の中から、まずお客様の感性で3人に絞られたはずです。
その感性を信じて3人の中から1人を選ぶように、自分で選択した業者に期待してみるべきではないでしょうか?
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もちろん、ハッピーエンドになるとは限りません。
付き合ってみたら、酒癖が悪かったとか、女癖が悪かったとか、暴力をふるうとか、ギャンブラーだったとか、借金を抱えていたとか・・・そんな男かもしれません(笑)
でも、付き合ってみないとわからないことですよね。
何も1人に絞ってその男性と交際することになったからと言って、その男性を100%信用する必要はないと思います。信用ではなく期待すればいいんです。
自分が選んだ相手なのだから、とことん相手に期待する、これはありではないでしょうか。いろんなことを体験しながら、信用が深まっていくものですから。信用は最初から存在するものではありません。
※これは塗装業者を選ぶときに恋愛に例えればわかりやすいという例え話です
とりあえず塗装業者と交際を始める
もしも3人の男性の中から1人の男性に絞ったのであれば、その男性に期待をして付き合ってみるべきです。
交際をスタートしないで、その男性の言ったことに疑念を抱いてしまい、会ったこともない男性の言うことを信用するなら、誰とも交際するべきではありません。
つまり、腑に落ちる業者が現れるまで契約してはいけません。
一度、この人(業者)だと決めたのなら、交際をスタートさせましょう。付き合ってみて、思っていた人(業者)と違ったときは、それはその業者を選んだご自身の責任ですから仕方がないですよね。見る目がなかったのです。
ともかく、ネット上の情報を鵜呑みにすることだけは辞めましょう。
どうせ信じるのであれば、それはご自身の感性で選んで、会って、目を見て話してくれた相手を信じましょう。
ネットは百科事典ではない
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ネットは百科事典ではありません。嘘や間違った情報もたくさん溢れかえっています。
国語辞典や百科事典に間違った情報が載っていたら大変ですよね?でも、ネット上には当たり前のように間違った情報や嘘がたくさん載っています。
これらの情報を鵜呑みにしてはいけません。と言っても弊社のホームページもネットの中に存在しているわけで、その違いはわからないかもしれません。わかる必要はないのです。なぜならお客様は素人なのですから。
お医者さんに「この薬を飲みなさい」と言われたのに、後でネットで調べてそのお医者さんが処方した薬を飲まない、なんてことをしますか?しないと思うんですよ。
じゃあどうして塗装工事はそうなるのでしょう?
塗装工事は製品ではないからです。見て触って試すことができるテレビや洗濯機、冷蔵庫のような製品ではないからですね。
ではどうすればよいのでしょうか?
その提案を受けた塗料の5年後、10年後を見てみるのはどうですか?本当にネットに書いてあるようなことになるのかどうか、過去の実績を見ればわかりますよね。
なぜ他の業者の悪口や塗料の批判を書くのか?
「あの塗料は汚れる・・・」
「あの塗料は割れる・・・」
「あの塗料を塗ると、次は上から塗れなくなる・・・」
こんな情報がネット上にあったとして、問題は誰がそんなことを言っているのかです。これ、塗装業者だったら大問題ですよ。メーカーだったらもっと問題です。
まず、まともな業者で、経営者が多くの人に支持されるような人格者だったら、わざわざ他を悪く言うようなことはしません。私が出会ってきた人格者達はみんなそうです。
他を蹴落として自分だけが幸せになることを考えているから、他を悪く言うのですよね?そんな人を信用できますか?
ではそのような人は、どうしてそんなことをするのでしょうか?
その理由は、その塗料を扱えないからではないでしょうか?
もしくはその塗料を提案してくる業者に商談で負け続けているからではないでしょうか?
TOYOTAが日産の悪口を言うでしょうか?マツダがHONDAの悪口を言うでしょうか?言ってませんよね。なぜなら言う必要がないからです。
TOYOTAも良いし日産も良いし、マツダも良いしホンダも良い。
※スズキやスバルが入ってないじゃないかとか突っ込みはやめてください(笑)きりがないので
塗料を選ぶときに重要なこと
どの塗料が一番良いのか?どの塗料が長持ちするのか?どの塗料が一番汚れないのか?お客様はご自身で塗料を選ぼうとしてるのではありませんかね?それが間違いなのです。
どの塗料が一番良いか?は、どの塗料がお客様の家に一番相性が良いか?です。
塗料を決める際、インターネットで検索してお客様ご自身で決めますか?
これが大きな間違いなのです。
家を長持ちさせるために塗装するのですから、どんな塗料を塗れば良いかは自分で決めることではないはずです。
その道のプロ、いわば建物の医者に決めてもらう必要があるのです。
建物の医者とは、構造に詳しく、雨漏りや各種劣化の要因にも詳しい人のことです。医者はヒトの身体に詳しいし、病気にも詳しいですよね。建物の医者もそうでなければなりません。
しかし、すべての塗装業者が建物の医者と言えるかと聞かれると、そうとは言えません。
そこで業者を見極めるときに判断材料となるのが資格です。
建物の構造に関する資格には、一級建築士や一級建築施工管理技士などがあります。これらの資格を持っていれば信頼度も高いでしょう。
一級塗装技能士はあくまで塗装の技能のプロであり、建物の構造には詳しくありません。
業者の提案がわからなくなったときは・・・
その塗料についてのインターネット上の情報を鵜呑みにしない
その塗料の5年後10年後の実績を見せてもらう
自分で塗料を選ばない
一級建築士や一級建築施工管理技士に提案してもらう