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凍害箇所の補修方法

窯業系サイディングや化粧モール・胴差などに凍害現象が見られる場合は塗装メンテナンスは不可です。

ここでは、凍害箇所に対する塗装以外のメンテナンス方法についてわかりやすく説明しています。

凍害の原因とメカニズム

凍害被害を受けた胴差の画像凍害とは、建材が雨水を吸い込んで冬季に凍り、体積膨張の圧力で内側からボロボロと素材が破壊されていく現象です。

物理的に欠損したものとは違い、素材がボロボロに脆弱しているため、凍害の程度によりますが塗装しても剥がれ来くるので原則張替えかカバー工法でメンテナンスします。

凍害が起りやすい条件

凍害が起こりやすい範囲凍害は建物全体に現れるのではなく、凍害が起こりやすい部位にはある法則があります。それは”雨がかかる部位に凍害が起こりやすい”ということです。

例えば、胴差(どうさし)と呼ばれる1階と2階の間に入っているベルトのような部材に注目した場合、胴差の上部に軒の出があれば胴差に直接雨がかからないため、凍害は起こりにくい傾向にあります。

反対に、バルコニーの手摺壁など、上部に軒の出がない部位の胴差は直接雨がかかるため、雨水を吸収しやすくなるので凍害も起こりやすくなります。

凍害による劣化箇所の補修方法

凍害によってボロボロになった窯業系サイディングは、塗装ではなく張り替えを行います。ここでは窯業系サイディングの補修方法と、前項でご説明した胴差の補修方法をご紹介します。

サイディングの補修方法

サイディングが凍害による被害を受けたときは、部分的な張り替えとなりますが問題が二点あります。

まず一つ目が、凍害にあった建物が平成20年以前に建築されている場合、同じ厚みのサイディングが用意できないという点です。理由としては、平成20年より前のサイディングは厚さが12mmでしたが、それ以降は14mm以上のサイディングが標準になっており、現在は12mm厚のサイディングが製造されていないからです。

この場合は、厚みが14mmのサイディングを探すしかありません。

二つ目の問題点は、同じ模様のサイディングが残っていないという点です。

画像は一部分だけ14mmのサイディングで張り替えた現場ですが、ここを補修したと言われなければ誰も気づかないレベルではありますが、わずかな差異が気になるか気にならないかは個人差があると思いますし、気になるという方は凍害にならないよう早めのメンテナンスを行ってください。

こうなると、やはり塗装で色を合わせるしかないため、外壁塗装のタイミングと一緒に補修する方が賢明と言えます。

胴差の補修方法

凍害=交換というのがセオリーですが、化粧胴差の場合は同じ形状のものが残っていない可能性が高いため、厚みが変わったり幅やデザインが異なると、交換では見た目が非常に悪くなってしまいます。

そこでおすすめなのは板金でカバーするカバー工法です。

胴差を板金でカバーすれば凍害現象は起こらなくなりますし、ガルバリウム鋼板は20年程度持つためメンテナンスサイクルが長くなります。

またメンテナンスが必要になったときは塗装で対応できるのがカバー工法のメリットです。

まとめ

凍害とは、建材が水分を吸収したことが原因で内側から建材を壊されてしまう現象です。鋼製手摺や木製ラティス、ウッドデッキも同じですが、直接雨がかかる部位は早く劣化していまいます。

もしも凍害によってサイディングがボロボロになってしまった場合は、塗装ではなく張り替えを行う必要があります。また、胴差に関してはガルバリウム鋼板でカバーすることで吸水しなくなり、以前より長持ちします。

大切なのは、塗装で長持ちさせられる部分は塗装でメンテナンスしても良いが、塗装では長持ちしない部分は他の方法でのメンテナンスを行うということです。

本ページでは外壁サイディングも凍害を起こしていたのでサイディングを張り替えて、模様を併せてから塗装しました。

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